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【怖い話 実話 意味怖】白い綺麗な色紙 最新 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 意味怖】白い綺麗な色紙 最新 短編

今日は親友のA君が転校するのでお別れ会をやった。

みんなと別れるのが寂しいのか、A君はちょっと落ち込んでるみたいだった。

お別れ会はとても素晴らしいものだった。

途中、歌が得意なM君が歌を歌って盛り上げてくれたり、

IMG_1427.jpg


学級委員のS子が詩の朗読をして雰囲気を作ってくれた。



そして、お別れ会のクライマックス。

親友の僕がA君にプレゼントを手渡す瞬間だ。

プレゼントはクラス全員で書いた寄せ書き。

昨日、出席番号順で周ってきたその白い綺麗な色紙に、僕は今までの思いを込めて

「ありがとう」と、一言だけ書いた。

親友なのにそれだけ?と思うかもしれないけど、その言葉だけで気持ちは十分伝わるはず。



僕は綺麗な袋に入った色紙をA君に渡した。

「元気でね、A君・・・」

「今までありがとう、W君・・・」

A君はちょっと照れたような表情を浮かべて、袋の中の寄せ書きを見た後

感極まったのか号泣してしまった。

そんなA君を見て、たまらず僕も号泣してしまった。

プレゼントをこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい。

二人して泣いてる姿が滑稽だったのか、クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを見ている。

僕は急に恥ずかしくなって、照れ笑いをした。

本当に、とても素晴らしいお別れ会になりました。





【解説】

















色紙は出席番号順(五十音順)に回ってきたため、僕(W君)が色紙を書くのは最後の方である。

(仮にアルファベット順でもW君は後ろの方である。)

それにもかかわらず、色紙は真っ白である。

そして、お別れ会当日、A君は色紙を見て泣き出してしまう。

おそらく、A君はいじめられっこであり、色紙には「ありがとう」の一言しか書いていなかったのだろう。



この話には後日談のようなものが想像でき、「クラスの皆がニヤニヤ」などの描写から、いじめられていたA君と仲の良いW君は第2のいじめの標的になると考えられる。


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2018.10.31|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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