数年前の話。ある日、
友人が声を震わせて電話してきたんで訳を聞くと、
とある山奥にある心霊スポットに、
友人6人で出かけた。
山道で外灯がないので、途中コンビニで12本入りのろうそくを買った。
山道の入り口で一人一本づつ火をともして、心霊スポットを楽しんで帰ってきて、
それぞれ火を消して元の箱にしまおうとするが、箱のふたが閉まらない。 あれ?と思ってよくみると、12本だったはずのろうそくが13本に増え、
その中の1本が明らかに古く、煤がついていた。
そのろうそくをどう処分していいかわからない。
…と言っていたので、
「とりあえず神社とかに相談したら?」と電話を切った。
数日後、その友人の消息がわからなくなった。
数年後、発見されたけど、元の友人とは思えないほどやさくれていた。
今は変わり果てた友人とは付き合いがないけど、
あの時の霊の仕業なのか、ただ単に偶然なのか分からない。
関連記事
スポンサードリンク