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【怖い話 実話】洗濯機 恐怖の館 短編 - 超怖い話 実話

【怖い話 実話】洗濯機 恐怖の館 短編

これは元カノA子から聞いた話。

A子が物心つき始めたころのこと。

夕方、母が食事の支度をしている

間一人で遊んでいると、

IMG_2421.jpg


洗濯機からにゅっと手が伸びていたという。

手はA子に向けておいでおいでをしている。

A子は興味津々で近づくが洗濯機の口には背が届かず、

中を見ることはできない。

手はにゅっと突き出たままで、おいでおいでをしている。

そのうち、洗濯機の口のほうから「A子ちゃんはいい子だね、

遊んであげるから玄関から踏み台を持っておいで」

と男の声が聞こえた。

A子は言われるがまま、

一生懸命踏み台を運びそれに登ると洗濯機の中が見えた。

洗濯機には水が張っており、手はすでになかった。

しかしA子は気になって仕方がない。

そのまま上体を傾け洗濯機の中身をさらに覗こうとしたとき、

祖父に止められ抱き抱えられた。

祖父と母にこっぴどく叱られ、手の話は出来なかったが、

A子はそれからしばらくの間、洗濯機には人が入っており、

洗ってくれているものだと考えていたとか。

それから二度と手を見ることはなかったという。


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2016.08.25|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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