FC2ブログ

【怖い話 実話 心霊・怪談】添い寝 短編 - 超怖い話 実話

ピックアップ!

【怖い話 実話 心霊・怪談】添い寝 短編

高校1年の夜。私は、壁際に置いたベッドで、

壁の方を向いて横向きに寝ていました。眠っていた私は、

突然目が覚めました。普通に目覚める時のようにゆっくりと、

ではなく、ぱっちりと目が開きました。

IMG_1771.jpg


突然目が開いた私の目の前に、

私を凝視している顔がありました。

添い寝をしているような体勢で、顔と顔をつき合わせ

てしまったのです。

目鼻立ちのくっきりしたその顔は、

性別はわかりませんでしたが、

表情は怒ったような、

何かを訴えるような表情をしていました。

と言っても、長い時間その顔を見ていた訳ではありません。

顔から下も見ませんでした。

それでも目に焼き付いてしまったのです。

怖くて反射的に寝返りをうちました。

その時目に入った、壁と反対側のベッドサイドに

置いてある時計は1時過ぎを指していました。

壁を背にして横向きになった私は、その瞬間、

金縛りに遭いました。

初めての経験でした。

体は動かない。声ももちろん出せない。

寝返りをうった瞬間、目を固く閉じてしまった

らしく、目も開けません。そして、指先ひとつ動かせず

に怯えている私の背後には、まだあの顔の誰かが

添い寝をしています。固まってしまった私の首筋に、

息がかかるのを感じます。早く、それでいて

冷たい息が首筋にあたってきます。

私はパニック寸前でした。

そして、さらに恐ろしいことに、声まで聞こえてきたのです。

その声は「ママ~、ママ~」と言っているように聞こえました。

やはり男とも女ともつかない、地の底から聞こえるような、

頭の中に直接響いてくるような声でした。

怖くて怖くて、逃げることしか

考えられなくなってしまった私は、

なんとかして体を少しでも動かそう、声を出そう、

これをなんとか振り切ろう、としました。

体に力を入れ、どこでもいいから動かそう、

声が出なければ音でもいいと、とにかく全身を

力ませていたように思います。

そして、振り切れそうな気がしました。

その後、気が付くと私は、さっきまでと同じ姿勢で

ベッドの横の床に横たわっていました。

とても長い時間倒れていたような気がしましたが、

慌てて起きあがり部屋の明かりをつけて時計を見ると、

5分もたっていませんでした。夢かとも思いましたが、

息のかかる感触、声の響きはどうしても夢とは思えません。

余談。

その後、飼っていた犬を部屋に連れて来てみたら、

天井の角に向かって吠えつづけ、

更に怖くなったのでとりあえずその方向に

向かって「出て来てくれるな」とお願いしつつ

何故か謝っておきました。

この件の前から知っていましたが、

母は私と弟の間に生まれるはずだった子供を

死産しています。なにか関係があるのかも

しれませんが、

その後は異変はありません。


関連記事

スポンサードリンク

タグキーワード
2016.10.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
コメント
非公開コメント

トラックバック
Copyright © 超怖い話 実話 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます