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【怖い話 実話 心霊・怪談】逆立ち 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 心霊・怪談】逆立ち 長編

20年前の夏のある日、友人Aと俺は2人で夜、

海を見にいった。Aは免許取りたてで車を購入し、

試し運転中での出来事だった。夏の夜の海は

波の音だけで、静かで良い、心が落ち着く。

IMG_1278.jpg


俺達は海岸で将来の事や彼女の事など、

夜の海を眺めながら色んな話をした。話をしている内に

夜もふけてきて帰ろうかと車に戻る途中、遠くから、

人の声が・・・「まだ、だめ!」と友人Aと俺は2人して気にかけた、

そして、その声の方に歩きだした。

夜の海辺は真っ暗で何もみえない。俺達は月明かりとライターの

火で声の聞こえたあたりを歩いてみたが、人っこ一人も

みあたらない、深夜の1:00をまわっていた。誰かのいたずらか

空耳だろうと2人は解釈して、帰る事に・・・

車で帰る途中、俺はAに「さっきのなんだろな」「お化けかなあ」

ってAは「俺は今までそんなの見たことないし、

お化けなんているなんて思えない」「きっと空耳か波うちの

反響音がそうきこえたんだと思う」と俺はその言葉を

聞くと安心した。

海からの帰り道は山道をこえる、免許取りたてのAは

夜道なので道がよく解らないと言い出した、困った、

俺もよくわからない。

俺達は来た道を帰るだけなのに、どういう道を走って来たか、

あまり憶えていなかった。俺達は誰かに道を尋ねたかったが

なんせ山道で何にもない。

仕方なく、今、走行中の道を走っていれば、どこかしっている

道に出るだろうとひたすらその道を行く、その時、

あせりとか恐怖は別になかった。

ところが、道の先に(100mぐらい)で小さな子供のよな

人らしき者がこの車に手を振っている、暗くてよく見えないが、

婆さんか爺さんにも見える。

俺は思わずゾットしてヤバイと思い、

Aに「あれは人間じゃない!

そのまま、突っ走れ」・・・
Aは「バカな!そんなのいるわけない」・・・

車をその者の前で止める。

その者は見るからに人間じゃないと俺は思った!

Aはまだ、そんな事はありえないと言いきる、そして、

その者にAは「あんたどうしたの?」・・・

その者は気持ち悪くニタっと笑い、「死ね」といった!

それはまさしくこの世の者ではなかった。

顔はタダレしわくちゃの視線を合わすと凍りつくような!

みるもおぞましい者だった!

俺はタダタダ怖くて怯えていた、Aもそれをみてびびっているのが

わかる、でも、Aは車(左ハンドル)のウィンドウを

10cmくらいの隙間にしながら、こういった。

「なぜ、死ななきゃならん」「おまえが死ね」「お前は化け物か?

化け物だったら、この窓の隙間から入ってみろ」

とその瞬間スッーとそいつの顔面だけが車内に

入ってきた!・・・

Aと俺は2人とも気が狂いそうになっていた。

その顔面は気持ち悪くニタって笑っている。

2人とも大声で悲鳴をあげる!「ギギギギギャー」!!!!

そして、2人でその気持ち悪い顔面をつかみ、

車の外に押し出し

車を発進、逃げる逃げる逃げる、

もうAも俺も恐怖で逃げる意識しかない

後ろが気になるが振り向けない!

ヤツが追ってきているのがわかる・・・

必死で逃げる!Aがまた、悲鳴をあげた!「どうした」・・・

「バックミラー!」Aの悲鳴に反応した俺は思わず、

バックミラーをみてしまった!そこには逆立ちで

走って追いかけてくるヤツの姿が!

2人ともどんどん恐怖の底無し沼にはまって行く。

もう、ヤツから逃れることしか考えていない。

人間、一瞬の恐怖よりも、長時間の恐怖のほうに弱い

事をこのとき悟った、新車も2人の尿でシートが

ビチャビチャだ。

ヤツがおってくる、逃げる逃げる逃げる、

今度は音が聞こえてくるばたばたばた、

きっと、ヤツの手の音だ、でも、夢中で逃げる。

俺達は逃げるしかない!その恐怖は3時間も続いた、

いつしか音がしなくなった。だんだん、

明るくなってくる、Aと俺は希望を感じた。

バックミラーを見た、ヤツの姿はない、しかし、

もうびびりまくっているので、油断できない、

そのあともひたすら逃げた。

民家が見えてきた。

少し落ちついてきた。日が指してきた。

気が付くと昨日の夜にきた、海岸沿いだった。

俺達は人のいる海の家を探し、そこに逃げ込んだ。

そして、その海の家のおばさんに話しを聴いてもらった。

まだ、恐怖が残っていた、そのおばさんは優しく、

素直に俺達の話を聴いてくれ、お払いをしなきゃ行けないと

いい俺達をそこの近くのある民家へと案内してくれた。

そこには年をとった老婆がいて、

おばさんが俺達の事情をはなしてくれた。

そのばあちゃんはアラ塩をとりだし、

何やらおまじないの言葉をつぶやき、それを繰り返した。

そして、車にも同じことをしてくれ・・・「怖かったろう」って、

「もう、大丈夫だから」って、でも、夜にここには絶対

くるなといわれた。それから、他の友人に向かいにきてもらった。

Aはその後、車に二度と乗ることはなくなったらしい。そして、

俺はその土地をはなれ、アレから20年たった今、こうして、

書いてみた、Aとはあの件いらい一度もあっていない。

俺は何事もなく過ごせたのだが、Aはどうなんだろうと

思い他の友人からAの情報をたまに得ているが、

別に変わりないという。

–END–


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2016.10.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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