【怖い話 実話 じわ怖】コインロッカーの荷物 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 じわ怖】コインロッカーの荷物 短編

訳の解らない事が起こりました。

長文になるが聞いてくれ。

意味の解る人いたら教えてほしい。

1人暮らしのアパートに来客があった。

IMG_1394.jpg


息を切らせた女性で、室内に入れてくれと言う。

切羽詰った様子の「お願いします」に圧倒されて、

部屋に入れてしまった。 水をくれというので、

取り合えずソファに座らせて、

何があったのか聞き出そうとしたが、

「もう、大丈夫だから」と何も語ろうとしない。

見たところ、ハタチ前後のかなりの美人さん。

そのうちに彼女が、

「おそれいりますが、○○様に(俺の名ね)

お願いがあるのですが」

と切り出した。

その古風な物言いと、(それまでも感じてはいたのだが)

様付けで呼ばれたのが妙に気にかかった。

お願いと言うのは、

JR大阪駅の(地下鉄で15ほどの距離)の

コインロッカーの荷物を取ってきてほしい、

と言うものだった。

どうしても自分で行くことができないのだと言う。

一緒について行くからと言ってもだめ。

行くことの出来ない理由を聞いても、

「ご迷惑が掛かるので話せない」

この時点で、犯罪がらみか電波系であろうと思い、

近くに住む後輩(男です)を呼び出した。

見ず知らずの

人間を部屋に置いて出かける気は無いので、

後輩に大阪駅まで使いを頼もうと思ったのだ。

ところが彼女が

「○○様にお願いしているのです」

と、あくまで俺に行くよう要望する。

仕方なく、後輩にそれとなく注意するよう言って、

(物取りのような気もしたので)

大阪駅にむかい、荷物を取り出した。

紙の手提げ袋1個であるが、

中を改めようとマクドに。

(あ、東京ではマックな)

そこへ後輩から携帯電話が入る。

『彼女が目の前で消えた』と、

パニック状態であった。

俺が出かけた後、彼女は何も喋らず、

無表情もままじっと座ったままだったらしい。

何気に目を離した瞬間に消えたらしい。

透き通って消える瞬間を確かに見たと言う。

まあ、俺は半信半疑なわけだが、

ここからが、本題の不思議なこと。

手元にコインロッカーから引き上げた荷物が

残ったわけだが、古い手紙が1枚。

『○○様(俺の名ね)ありがとうございました』

で始まり、日付と智恵子の署名。

日付は俺の誕生年月日。(ぞっとしました)

内容は簡単に書くと、

『迷惑かけたので荷物はさしあげます』

ってな内容。

油まみれの作業服の上下。

穿き古した女性用下着。

早い話、染み付きパンティ。

172円入りの財布。

100円と50円は旧硬貨。

ってか全部昭和30年代のコイン。

以上。

これって何だろうね。


俺も実は、後輩の「消えた」は信じていない。

2時間近く話した相手が人間じゃ無いとは思えない。

不埒な悪行に及ぼうとして逃げられた。

あたりが正解かと。

しかしね、人間だとしても、

俺としては疑問が残るのよ。

全員グルのいたずら説は、

幽霊以上に現実味を感じないしな。

彼女の目的は何だったのか?

アイテムの意味は?

犯罪がらみでは無さそうなので、

心配は電波の入った粘着ストーカーの線だな。

誤解があったかも知れないが、

年代を感じさせる物は、エッジが黄変した便箋と、

同じく変色しかけたブルーインクで書かれた

手紙と硬貨だけで、

作業服、ショーツは今のものだよ。

コインロッカーは1日延滞で通過料取られた。


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2016.11.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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