【怖い話 実話 ほん怖】『売ってもいいし欲しければ適当に置いといて』 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 ほん怖】『売ってもいいし欲しければ適当に置いといて』 短編

姪の話。

普通の子なんだけど、

たまにあれ……?って思うことがよくあった。

いい子なんだけど、

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その歳の子供にしては大人びてるって感じ。

話すのもびっくりするくらい上手だけど、

小さい子にありがちな「喋りすぎ」ってやつでもない。

姪が3歳のとき、

妹の旦那さんが入院するとかで、

姪は家に泊まることになった。

物凄く聞き分けが良くて、

あらゆることを言われなくても自分でやる。

食事の支度のとき、

お手伝いができない

(身長的に色々なものに手が届かない)ことで、

ばつが悪そうにしてた。

お風呂の時間、「一人で入れる」って言ったけど、

さすがに危ないと思ったので、

私も一緒に入ることにしたんだが、

風呂場で姪が妙なことを言った。

その時の会話をうろ覚えながらに

補完して書いてみます。

「おばちゃん、私本当は18歳なんだよ」

「そうなの?」

(なんかのアニメの影響かな?)

「信じてないでしょ(笑)

別にいいんだけどね、私、18歳になったら死んじゃうよ」

「そんなこと言っちゃだめだよ、長生きしようよ」

「なんかね、悪魔みたいなのと契約したんだ。

進路が決まらなくて、

このままニートになるなら死ぬしかないと思ってたときに、

過去に戻りたい?って聞かれたから、うんって言った。

でも、18歳で死ぬんだって。

気楽な学生時代で終われるならいいかと思うけど」

もう本当に驚いた。

学生時代が気楽とか、ニートになるなら……とか、

進路が云々とか、3歳児が言うことじゃないと思う。

アニメや漫画の台詞の丸暗記にしては

口調が自然すぎたような気がする。

なんて言っていいかわからなくなった私に、姪は、

「ごめんね。おばちゃんホラーが好きだから、

不思議な話好きかと思ったの。 

でもみんなになにかしたり、

変な力を持ってるわけじゃないから大丈夫」

というようなことを言った。

その日を除いて、姪が妙なことを口にしたことはない。

いい子すぎるだろ……と思うことはあったけど。

で、18歳の誕生日を迎えた翌日に、

姪は心臓発作で死んでしまいました。

妹いわく、姪の自室は綺麗に片付いていたらしい。

漫画や雑貨とかはひとまとめにしてあって、

『売ってもいいし欲しければ適当に置いといて』

というメモが一緒になっていたと。


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2016.11.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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