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【怖い話 実話 洒落怖】木造アパートに住んでいた 洒落怖にならない怖い話 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 洒落怖】木造アパートに住んでいた 洒落怖にならない怖い話 短編

自分の体験談でなくて悪いのだが、

友人から聞いた話を体験談風に書いてみる。

高校の同級生が大学のときの体験談だが、

この男はべつにとりわけ臆病でも怖がりでもない

IMG_3481.jpg


むしろかなりの鈍感である。

夜中に墓地のそばを通ってもなんとも思わず、

中を通れればもっと近いのに…とか

考えてるような奴である。

学生の時住んでたアパートであった出来事。

もう10年以上前の話だが、

どこを見ても学生ばかりの古い

木造アパートに住んでいた。

合板のベニヤの壁には穴や傷などお構いなしに、

ベタベタとポスターを貼りまくった。

長く貼られたポスターはもともと

貼り方が悪かったのか、

湿気で膨らんだのか、

上辺左側の角付近が壁からだいぶ浮き上がっていた。

天井付近にある換気用の格子(カーエアコンの

吹き出し口様の形状)から来る

わずかな風で、その浮き上がった

部分がかすかにさわさわと揺れたりしていた。

9月に入ったというのに盛夏以上のうだるような残暑に、

それでも何かをやっていたわけでもなく

ただゴロゴロしていたに過ぎないのだが、

苦しみつつも気楽な日が続いた。

(当時エアコンなど所有できる身分ではなかった)

ある時、あまりの暑さに、

「換気の格子から熱風でも出てんじゃないのか?」

と思いそれならいっそ何かでふさいでしまおうと、

いすを踏み台代わりにして格子に手をかざした。

ところが格子からは熱風など出ておらず、

それどころか壁に穴すら開いてないただの飾りで

あることがわかった。

格子状の細い板がついた枠を、

ただ壁にねじ止めしただけのシロモノである。

余計暑くなって床に寝転んだ私は妙な

ことに気がついた。

「壁のポスターがたまにハタハタ

揺れるのはなぜだろう」

ポスターが揺れるのは別に扇風機を

使う夏だけではないのだ。

今の今まで換気口からの風のせいだと

思っていたが、

換気口はダミーで風の出る構造ではない。

ネズミ?

いや、このアパートは古い木造だが

ネズミが出たという話だけはなぜか

聞いたことがなかった。

それからはポスターの歪みが気になって

気になって仕方がなかった。

直せばいいようなものだが、

なぜか近づくのがためらわれた。

かなりの頻度で動いているところを目にした。

とうとう気持ち悪さも限界に達し、

冬になる前に引っ越した。

ポスターは後輩に頼んですべて

燃やしてもらった。


友人の体験を本人に成り替わったつもりで書いてみた。

怪談でもなんでもないじゃないかという人も多いだろう、

だがまだ先がある。

このときの引越しの様子をカメラに収めていた

奴が居て、

現像から上がった日何人かで見ていたら、

たまたま例の一角が写っていた一枚があったそうだ。

そこにはポスターに対しちょうど10円玉くらいの大きさで、

黒くてしわだらけの男がポスターが歪んで

壁から浮き上がったあたりで、

鼻から上だけを出してこちらを見てるのが

写っていたそうだ。

皆さんの部屋は大丈夫?

また、やたらパチパチ写真なんか撮ってない?


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2016.12.28|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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