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【怖い話 実話】マンション玄関まで来た 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話】マンション玄関まで来た 短編

娘が3歳位の時、中古で大き目の車を買いました。

私も娘も大喜びで大きな車を楽しんでいました。

しかし数週間した頃、娘が車に

乗り込もうとした時に急に大泣き。

IMG_2359.jpg


「どうしたの?」と聞くと、

「お兄ちゃんが怒ってる」と言う。

「どこにもお兄ちゃんなんていないよ?」

「そこに座ってるお兄ちゃんが睨んでる」と、

誰も乗っていない最後部座席を指差しました。

ぞっとする私でしたが、2列目に娘をだっこして

乗り込み「大丈夫だからね」と言うと「うん、

もう怒ってないみたい」と。

それから何度か車に乗ることを

拒否するような事がありました。

そのお兄ちゃんはいる時といない時があり、

いても笑っている時と怒っている

時があるようでした。

ある日、その当時住んでいたマンションで

くつろいでいた時のこと。

娘が急に「こないでえええ」と泣わめきました。

「どうしたの?」と聞くと、

車のお兄ちゃんが家に来ると言うのです。

聞いた私も怖くなりましたが、娘を宥めなくてはと

思い「ここはおうちだから大丈夫

だからね」と言い聞かせましたが、

娘は「もう玄関まできたよお!怖い!

怒ってる!」とか「入ってこようとしてるよおおおお!」

と暴れる程大泣きしました。

正直、私もガクブルでしたが、

玄関に向かって「こら!いい加減にしなさい!

入ってくるなあ!」と叫びました。

正直涙ちょちょぎれてました。

閉まっている玄関を見て大泣きする娘を

抱きしめて、「大丈夫だから!ママが守るから!」

と震えていました。

元々「天井の隅におばあちゃんが

いる」とか「今日はおじちゃんがきてる」、

と視えるらしい娘でしたが、そのお兄ちゃんへ

の怖がりようは半端ありませんでした。

家にあった塩を玄関にまき、威嚇するように

大きな声で「入ってくるな!娘を泣かすな!」

と叫び続けました。

玄関から遠い部屋で娘を抱きかかえ、

主人の帰宅を待ちました。

1時間もすると「もう帰ったみたい」と娘が

言いまして、ほっとして涙が出ました。

親戚の紹介で視える方に相談したところ、

その車にはお兄ちゃん(小学高学年くらい)が

乗っているとの事。

そして、幼い娘と一緒に遊びたいと

思っているらしい事。

毎日一緒に遊びたいのに、何故車にこないのだと

怒っているとの事。

マンションの部屋まで来た事は少し

警戒しなくてはいけないので、盛り塩を

するようにと、それから車に可愛らしい

お人形でも乗せるといいと言われました。

言われた通り実行し、1ヶ月もした頃には

娘も普通に車に乗り込めるようになり、

お兄ちゃんの事を口に出さなくなりました。

以上です。

当時はものすごく怖くて、とにかく

必死だった記憶があります。

マンション玄関まで来たのはその一回だけですが、

近くまで来てる!と怖がった事は数回ありました。

今、娘は6歳になり、もう視えてはいないようです。

お兄ちゃんの記憶もありません。


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2017.01.27|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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