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【怖い話 実話 一番怖い話】サークルの連中 危険な話 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 一番怖い話】サークルの連中 危険な話 短編

大学の同級生から久しぶりに忘年会の

誘いがあって思い出したことをお話します。

大学3年の12月にサークルの

連中と飲んでた。

IMG_1326.jpg


2次会が終わったところで何人かが終電に

間に合うように帰っていった。

俺は5人くらいと残って朝まで居酒屋で

時間をつぶして始発で帰った。

次の日は家で爆睡してたら、昼過ぎに仲間の一人から

電話がかかってきて、昨晩、先に帰ったKが事故で

亡くなったと聞かされた。

その日の夕方、締め慣れないネクタイに

悪戦苦闘した後、Kの通夜会場に向かった。

昨日の夜はあんなに馬鹿騒ぎしてた連中が、

今日は喪服姿で神妙にしてるなんて不思議な光景だった。

おまけに一人は棺桶の中なんて。

通夜会場を早めに後にして、

俺達は帰り道にあったファミレスに入った。

そしてKと一緒に帰ったSから事故の話を聞いた。

KとSは同じ方向だったんで、途中まで同じ電車に

乗って帰っていた。

KとSはその当時、俺達の間では微妙な関係で、

元々Kの彼女だった女の子が、Kとはっきり別れないうちに

Sに乗りかえようとしてるみたいな噂があって、

事情を知ってる俺達何人かは結構ヒヤヒヤしながらその

三角関係を見守っていた。

KはSと彼女のことをまだ知らないと俺達は考えていた。

電車の中ではKは何か考えてるみたいで、

Sが話しかけてもただずっとニヤニヤしてるだけだったらしい。

そのうちKの乗り換えの駅に着くと、Sに

「お前も気を付けて帰れよ」と言い残して降りていった。

ドアが閉まり、SはKに向かってガラス越しに手を上げた。

(その時Kは俺をすごい顔で睨みつけた気がする、

とSが後から言っていた。)

Sを乗せた電車は深夜にしてはかなりの数の乗客を

乗せて一旦動き始めたんだけど、5メートルも進まないうちに

突然ガタンと急ブレーキをかけて止まってしまった。

結構長い間、Sを含めた乗客を乗せたまま電車は

止まっていた。

そして車内アナウンスが流れ、Sはこの電車で

人身事故があったことを知った。

ドアが開いてSが外に出ると駅構内は大騒ぎだった。

事故は電車の先頭であったらしく、人だかりが出来ていた。

SはKがまだホームにいるんじゃないかと思いながら、

その方向に歩いていった。

事故は動き出そうとした電車の前に人が落ちたか

飛び降りたかして電車の下に入ったらしく、何人もの

駅員が線路に降りて、大声を上げながら電車の下を

覗き込んでいた。

野次馬に混じりSもホームから様子を見ていたが、

被害者のものらしい上着を見てSは青くなった。

それは俺達のサークルのスタジャンだった。

その後、SはKの家族と病院に行ったり、

警察の調べとかで大変だったらしい。

一睡もしてないらしくて、

目は真っ赤ですごくやつれた顔をしてた。

焦点の合わない目をしながら、Sは俺達に向かってしきりに、

「どうして俺の乗ってた電車の先頭にいけるんだよ。

俺達は後ろの方の車両に乗ってたんだぜ。

どうやったらそんなに早く移動できるんだよ。」と聞いていた。

その後この事故は小さくだけど週刊誌に書かれた。

電車の運転士もKを見てなかったらしい。

Sが嘘をついていたのかどうかは謎だが、

少なくともその時は作り話をしてるようには

俺には見えなかった。


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2017.02.27|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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