超怖い話 実話 長編
友人の友子の両親は、友子がまだ小さい時に離婚してしまい父親に育てられていた。
その後すぐに父親は再婚し、新しいお母さんとも仲良く暮らしていました。
友子は両親にとても愛されながら育てられて、性格も凄く優しくクラスの人気ものでした。
特に再婚した母は自分の子供の様に可愛がってもらえて、 いつも一緒の友達の様な存在だった。
何か失敗をしたり、ちょっとした悪さをしたりしても怒ったりせず、笑って許してくれた。
再婚の血の繋がりの無い母親だったが、お母さんが大好きと、いつも言ってました。
そんな友子がある日、学校から帰って来てテレビを見ていると、電話が鳴った。
電話はお母さんからだった。
「 買い物に来てるんだけど、お醤油があったかどうか見てもらえる? 」
友子はキッチンに向かった。
「 お醤油少しだじぇしかないから、買ってきた方がいいかも・・・」
と母に伝えた。
その時に冷蔵庫の上に置かれた、一冊の手帳が目に入った。
手帳は、友子が小さい時から肌身離さず持ち歩いている物で、見覚えがあった。
ずいぶんボロボロになっている手帳・・・
小さい頃から、この手帳の事が気になっていた。
一度聞いた事があったが、笑ってごまかされた事を思い出した。
見てはいけないかと思ったが、好奇心に負けてしまい、真ん中あたりの開きやすい場所を開いてみた。
ボロボロになった手帳には・・・
『 今日の友子 −5点 残り 245点 』と書いてあったそうです。
超怖い話 ランキング ★★★★☆
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