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【怖い話 実話 じわ怖】本当に不気味な世界 じわじわ来る怖い話 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 じわ怖】本当に不気味な世界 じわじわ来る怖い話 短編

怖い話じゃなく不思議な話です。

特にこれといったオチもありません。あしからず。

当時学生だった私は、運送のバイトをしてました。

社員の方と二人で配達に回るんですが、

IMG_1774.jpg


その時に起きた出来事です。

大きな荷物を運び終え、ついでと渡された

小包の配達に向かいました。

場所は都内にあるマンションです。

かなりデカイとこです。

現地に着いて、私は小包を抱えて、

小走りでマンションのエレベーターに乗りました。

配達先は12階です。

ボタンを押し、エレベーターが上昇するのを感じました。

途中、4階と5階の間くらいで、

突然エレベーターが止まってしまいました。

しかも、グラグラ揺れているようなのです。

すぐに地震だと思いました。

揺れ自体はすぐ収まったのですが、

エレベーター内で地震というのは初めての経験です。

正直かなり怖くて、小包を持つ手が、

かなり汗ばんでいたのを覚えてます。

2~3分程でエレベーターが動き始めました。

何事もなかったかのように上へ行きます。

後から知ったのですが、

エレベーターは地震を関知すると、

最寄りの階で自動的に止まるそうです。

この時はなにせ初めてのことだったので、

特に不審だとは考えませんでした。

ポーンと音が鳴り、12階に到着しました。

扉が開いた時は、やはりホッとしましたね。

ただ本当に問題なのは、このあとに起こったことでした。

扉が開いて外に出た瞬間に、

凄まじい違和感が私を襲いました。

違和感の正体は、世界そのものだったんです。

まず、マンションに到着したのは、

午後3時過ぎくらいでした。

エレベーターから下りて外を見ると、

夏の夕方のように真っ赤なんです。

空が、真っ赤な夕焼け空のようになっていました。

そして、街の様子が明らかにおかしいのです。

何も動かず、何も音がしないのです。

影が濃く街を覆っていました。

本当に不気味な世界で、私は悲鳴をあげてしまいました。

何が起こったのか分からず、頭が混乱したままでした。

私はすぐさまエレベーターに取って返し、

1階へのボタンを連打しました。

特に問題もなく、滑るように降下を

始めるエレベーターで、私はうずくまってました。

ポーン、と音が鳴りエレベーターが到着しました。

階を見ると5階です。

扉が開くと、サラリーマン風の方が乗り込んできました。

私がうずくまってるのを見てびっくりしたのか、

「大丈夫ですか」

と声をかけて頂きました。

私は必死に今見たものを伝えようとしましたが、

上手く言葉に出来ません。

すぐに1階に着き、付き添われるように表に出ました。

外は、先ほどの真っ赤な光景など嘘のように、

午後の明かりが照っていました。

以上で私の話は終わりです。

私が見たもの、あの世界は何だったのでしょうか?

あれが白昼夢であれば、

それはすごく安心出来るのです。

でも、どうしてもあれが白昼夢とは思えない。

あれは異世界かもしれない。

パラレルワールドとか、

私はあまり詳しくないのですが、

きっとそういった類のものです。

あのままあそこに留まっていたら、

一体どうなったのでしょうか…


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2017.03.25|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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