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【怖い話 実話 洒落怖】思わず声を出してしまった 洒落怖にならない怖い話 短編

私の父方の祖母が亡くなったのは

今から17年前の3月でした。

祖母は風邪をひいて入院をし

2日後には帰らぬ人となってしまったのです。

IMG_2651.jpg


私はすでに結婚をして家を出ておりましたが、

結婚するまで実家で両親と祖母と私の4人で暮らしており、

私は大変祖母に可愛がって貰っていました。

「おばあちゃんがまさか死ぬとは思わなかった」

と伯父や伯母も口々に言うほど

元気な人だったので、私も祖母が

死んだという実感が全くなく、

葬式を終えたのを覚えています。

その年の新盆には親戚が実家に集まり、

みんなでお墓参りに行くということになりました。

私はその時妊娠中で悪阻がひどく、

お墓参りに生きたかったのですが、

一人で実家で留守番をしておりました。

北海道にしてはとても暑い日でした。

私は涼しい仏間でタオルケットをかけて

一人昼寝をしていたのです。

セミの声が聞こえ、

外からそよそよと涼しい風が入ってきます。

気持ちが良くなってウトウトとして

どれくらいの時間が経った頃でしょうか。

突然、仏壇の上に掛けてあった

祖母と祖父の遺影が同時に落ちたのです。

私はびっくりして飛び起きました。

写真は幸い両方ともガラスが割れることなく無事でした。

後ろに付けてあった紐が切れていました。

私は額縁に新しい紐を付け、

椅子を持ってきて写真を元の所に掛けようと

椅子に足をかけたとき

「だめだよ」

という祖母の声がどこからともなく聞こえてきました。

「おばあちゃん?」

と思わず声を出してしまったほど、

それはリアルだったのです。

その時に親戚らが帰ってきて

ドタドタと仏間にやってきました。

写真を持って椅子の前にいる私を見た母が叫びました。

「その椅子、壊れているんだよ!」

きっとおばあちゃんが壊れた椅子に

乗って落ちてしまわないように

妊娠中の私に注意をしてくれたのだと思います。

でも何故遺影の額が

2枚とも同時に紐が切れたのか

不思議でしょうがありません。

紐が切れなければ

私も椅子に

乗ろうとはしなかったのですからね~。


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2017.03.18|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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