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【心霊・怪談 怖い話 実話 】写真屋さんのバイト 信じられない話 長編

そのころ俺は東北の実家から出て、横浜で知人の

家に居候してた。金はなくても不思議と遊びに使う金は

あるわけで、旅行に行ったんだよ。

年末から年始にかけて、十日くらいかな。

IMG_1278.jpg


もちろんバイトは休みだった。

行程としては、一回九州まで行って、

それから中国地方、四国、近畿、

北陸をぐるっと回って実家へ寄って、

その後横浜に戻る、っていう

ルートだったんだ。

で、カメラ片手に秋芳洞やら

出雲大社やら鳥取砂丘、道後温泉、

京都の寺社もろもろ、東尋坊なんかの

ありきたりな写真を撮って来たんだ。

で、横浜戻ってきてからは

写真屋さんのバイト。

金もほとんどなかったし、

なにより年明けは忙しい。

帰省した人やら初詣やらで何気に

写真を現像したい人は多い。

それで俺はデジカメプリントされた

写真のチェックしてたんだよね。

右端に黒い部分が出たりとか、

そういう技術的エラーの写真は

はじいたりするんだけど。

まあネガチェックない分多少は楽な仕事。

その頃はデジカメ使うのはまだ

若い人のが多かったから、

仕事してる立場からあれなんだけど、

若い人の写真は見てて面白いんだよね。

ちょっとアレな写真とか、

可愛い子の写真とか、

見ちゃうんだよね。

でまあそんなこんなで大量の写真を

チェックしてると、ふと既視感。

あれ、っと思って良く見ると、出雲大社の写真。

「あぁ、道理で目に入ったのか」と納得しながら、

「偶然だなー」とか思いつつ写真をチェックする。と、

また既視感。

秋芳洞、鳥取砂丘、他にも俺が

年末回ったところの写真がどんどん出てくる。

「うわ、怖ッ!偶然にしても重なりすぎだろ」と

何とも言えない気持ちになりながらも、

二度目のチェック。

気付いちゃった。

プリントされてる日付が一緒。

全部俺の行程と一緒。

俺も自分のデジカメの写真を

プリントしようとしてたから、初めは

俺のかな?とも思ったけどカードは俺の

デジカメにささってるし、念のため自分の

データを見てみると、その問題の写真と

場所がかぶってる写真は全部日付一緒。

「なんじゃこりゃぁー!」ってなりながら何度も

見てみるも、やっぱり一緒。

この辺からちょっと本気で怖くなってくる。

ただの偶然だろうと思い込もうとしても、

ちょっと気味が悪い。

でさ、よーく見ると変なんだよ。

この写真。

普通さ、観光地に行って撮る写真って、

人物か建物じゃん。

あとは風景とか?

でもこの写真そういうんじゃないんだよ。

何写してるか全然分からんの。

技術的にへたくそって言うんじゃなくて

「これ何が撮りたいんだ?」みたいな

写真ばっかり。

あと、人が写ってない・・・。

というか、同じ人間が写ってないんだよ。

なんとなく人物+建物の記念写真かな?

っていうのがあったんだけど、そこに

写ってる人は他の写真のどこにも写ってない。

なんて言うか、全体的に奇妙な感じの

写真ばっかりだった。

背景に俺とか混じってねーだろーな・・・

とか探したけど、それは流石になかった。

写真の場所と日付が被ってるのは東尋坊までだった。

と言うか単純に俺がそれ以降写真を

撮ってなかったからなんだけど。

件の写真も、東尋坊までだった。

とにかく気味が悪かったから、

俺は「ただの偶然」で忘れる事にしたんだけど・・・。

半年後バイトを辞めた。

理由は・・・件の写真が4ヶ月間引き取られていなく、

連絡先も使われていない状態だったので、

さすがにビビって辞めちゃった。


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2017.03.23|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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