【怖い話 実話 一番怖い話】車でドライブ 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 一番怖い話】車でドライブ 短編

4、5年前に経験した話を一つ。

俺は車でドライブするのが好きなんだ。

地図も見ずに適当に走り回って、満足したら

携帯電話カーナビを使って自宅に帰る。

IMG_1928.jpg


気ままにドライブできるってんで、深夜に良く出かけてた。

その晩も適当にドライブして、じゃあ帰るかってなったんだ。

おもむろに携帯電話を取り出して、カーナビソフトを起動。

自宅の位置は登録してあるんで、ボタン一つで自宅までの

ルート検索が出来る・・・はずだったんだけど

何か様子がおかしい。

どうやらGPS信号が取れていないらしい・・・。

周りを確認したけど、単なる住宅街で遮蔽物

(しゃへいぶつ)なんであるわけがない。

車の外に出て受信状態を確認したけれども

それでもダメ。

しょうがないんで、

携帯電話をセンターパネルに固定して出発。

適当に走っていればGPS信号を取れるところに

行くだろうし、道路標識もあるだろう。

まあいっか、と軽い気持ちで走り始めた。

で、走り始めて15分、変だ。

最初は気にしていなかったんだけど、なんかおかしい。

走っているのに周りはずっと住宅街、

幹線道路にぶち当たる気配もない。

普通、こういう感じの住宅街なら10分も走れば

幹線道路っぽいのがあるはず。

それにさっきから対向車が一台もない・・・。

交差点もあったが、標識のある交差点がない・・・。

「たまたまだよね、たまたま・・・ラジオには首都圏の

局が入っているし大丈夫!」と必死に

自分に言い聞かせた。

不安ながらも走り続けていると、

前方に歩行者を見つけた。

「やったあ!あの人に道を聞ける!」

と安堵したのも束の間。

俺の中の冷静な部分が言ってくる。

「こんな時間に歩行者が一人?この状況下で?」

パニクったまま、それでもゆっくりめの速度で

歩行者を追い越すことにする。

追い越す瞬間、横目で確認すると傘を持った

普通のサラリーマンっぽい。

ほっとして車を止めようとサイドミラーを確認すると、

「あれ!?」、思わず振り返って確認、・・・・・・

追い越した歩行者が、いない!!

もう一回振り返って確認、やっぱりいない。

ぶわっと全身から色んな汁がだだ漏れてくる。

「落ち着け、落ち着け!」と言い聞かせるも

落ち着ける訳がない。

何故か脳裏を駆け抜ける走馬灯。

目をグルグルさせながら走り続けていると、

道路標識を発見、それを辿って幹線道路に到着。

多数走っている自動車を見てやっと一安心できた。

後部座席や助手席に見知らぬ人が座っていることもなく、

無事に帰宅できた訳だけど、

4時間のロングドライブになってました。

後日トランクに見覚えのない紳士用の傘を発見した。

ボロボロの傘だったし、一昨日乗せた友人の

忘れ物だと決め付けてたけど、気持ち悪いから・・・

近所のコンビニの傘立てに置いてきた。


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2017.03.31|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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