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【怖い話 実話 じわ怖】おじいちゃん、ごめんなさい! じわじわ来る怖い話 短編

長いけど祖父の事書きます。

私は昔から祖父が大好きだった。

恰幅が良く無口な人だか、

情に厚く優しい人だった。

IMG_2075.jpg


その祖父が、脳梗塞で倒れ、

3年間の闘病の末亡くなった。

亡くなる間際の祖父は痩せこけていて、

言葉も話せない状態だった。

ただ…お見舞いに来た私を見ては嬉し涙を流し、

帰る時は覚束ない言葉で

「ありがとう」と言って涙を流してくれた。

そして祖父が亡くなる一週間前。

ちょうど私はアパートを引っ越して、

運悪く携帯も停まっていた。

慌ただしかった為、親にも新住所を伝えておらず、

私は祖父の死に目にも会えず

葬儀にも出れなかった。

祖父の死を知った時は号泣し、

心の中で何度も祖父に謝った。

すごく自分を悔いていた。

祖父を思い出しては泣く日々だった。

それから一年後位だった。

その日は、祖父の写真を見ながら

泣き疲れて寝てしまった。

寝ていると、ドアを誰かがノックした。

「どちら様?」

と聞いても返事はない。

用心深い私なのに、

その時に限って確認せずにドアを開けた。

そこには若い男性と祖母がいた。

その若い男性は、真っ白な

帽子に真っ白なスーツを着ていた。

スーツは今風の物ではなく、

昭和初期のようなレトロな物だった。

年齢は20代くらい。

「おじいちゃん!」

私は何故か、その男性が祖父だと気づいた。

若い頃の祖父の顔なんて、

写真でも見た事ないのに。

本当。不思議だけど…。

私は号泣しながらその男性に、

「おじいちゃん、ごめんなさい!

お葬式行けなくてごめんなさい」

と何度も謝った。

すると男性は、

「もう気にしてない。大丈夫だ。

泣くな。おじいちゃんは、

そろそろ逝くから、元気でな」

と言って、私の頭をポンポンとして、

すーっと歩いて消えていった。

ドアがバタンと閉まる音と共に、

私は目が覚めた。

夢か…と思ったが、ドアの閉まる

音が余りにもリアルで、

いつもドア鍵を閉めているのに、

その時だけ鍵が開いていた。

ちなみにその時一緒にいた祖母は、

今も健在だからか、

姿は現在の姿で、私に目も合わさず、

言葉も発していなかった。

後日、祖母にその事を話し、

祖父の若い頃の写真を見せてもらった。

30代の頃の写真だったが、

あの若い男性と一緒の顔だった。

祖母は、

「死んだ人の魂は、

一番幸せだった頃の姿に戻るって

聞いた事あるからね。

あんたが泣いてばかりだから来たんだよ」

と言っていた。

夢オチかよって言われるかもだけど、

今でも鮮明に覚えている出来事です。


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2017.04.24|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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