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【怖い話 実話 一番怖い話】ドック全体が悪い場のようになっている 背筋が凍る恐怖体験 短編

先輩から聞いた話。先輩や私は船に乗る

仕事をしていて、年に一回修理地に入る。

そこでの話。

私は入った事の無いドックなんだが、O県にあるところらしい。

IMG_1487.jpg


そこは今までにも人死にが多く、渠底(きょてい

※船を修理するような人工溝が掘られたところ)

への転落とかもあったそうだ。

そこで先輩は深夜の当直にたっていてヒマを持て余しといた。

すると、舷門小屋(げんもん小屋※見張りなどする所)

にあった二本の紐が目に留まり、

なんの気無しに輪を二つ作ってみた。

本当に手遊び感覚で意味もなく作ったんだと。

ふと見ると壁の程よいところに釘みたいな物が

刺さってて、つまり物がかけられるようになっていた。

そこに作った輪を一つかけ、結び目にかかるように

もう一つの輪をひっかけたら、椅子に座った

先輩の顔の位置に輪がきたらしい。

その時何を思ったかその輪に首をかけ、

体重を預けるかたちになった。

徐々に力を抜けば索が首に食い込み血が

止まり意識も薄れてくる。

力が完全に首だけにかかり、

おちる瞬間身体って痙攣するんだよね、ぴくぴくって!

そしたら偶然紐の結び目が輪から外れて輪が

二つに分かれたんだよね。

分離した輪とともに地面に落ちて先輩は

床に崩れ落ちて一命を取り留めた。

こんな事をした先輩だけど、

明らかに自殺願望がある訳でも

悩みがある訳でも無い。

そのドック全体が悪い場のようになっているらしい。


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