【怖い話 実話】霊感ゼロの平凡な人間 超最恐の話 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話】霊感ゼロの平凡な人間 超最恐の話 短編

私は霊感ゼロの平凡な人間なのですが、

人生で一度だけ霊体験をしたことがあります。

自宅はマンションで、

私の部屋は廊下に面しています。

IMG_2081.jpg


なので人が通るとすぐに分かり、薄手のカーテン越しに

人影がはっきり見えてしまいます。

それは高校1年の時のことでした。

私は夏休み前の定期考査に向けてテスト勉強をしていました。

外は酷い雨で時計は2時半を過ぎたところだったと思います。

流石にもう寝よう、と思い始めた時に「トタン、トタン、トタン

キャハハハハ・・・」と、小さな子供の笑い声とスキップ

しているような軽快な足音が聞こえてきました。

マンションの端に1台だけあるエレベーター付近から

聞こえてくるようだったので、同じ階に住む家族が

何処かに出かけていて深夜に帰宅したのだと

最初は思いました。

しかし、妙なのは子供の笑い声と足音しか聞こえないこと。

私は「親は諌めないのか?非常識な・・・」と思いつつも、

素早く部屋の電気を消しました。

今思い返すと、私は何故かその子供に

起きていることを知られたくなかったようで、

声から逃れるようにベッドに潜り込んだのです。

「トタントタントタン!」

「キャッキャッ!」

声はどんどん私の住む部屋まで近づいてきて、

そこで私はふと思いました。

何故子供の声と足音だけなのだろう?

何故親の声も何も聞こえないのだろう?

私はただひたすら目を瞑り、

子供が通りすぎるのを待ちます。

あと少しで通り過ぎる!

そう期待し、ドキドキしながら声が通り過ぎようとしたその時、

ピタリと私の部屋の窓の前で声と足音が止まりました。

・・・・・・。

嫌な静寂が部屋を支配します。

窓の向こうにさっきの声の主がいる・・・。

10cmほど開いた窓の方からは絡みつくような

視線のようなものを感じました。

私は恐怖と好奇心からか、起き上がって窓の外を

見たいと思ってきましたが、体が動きません。

足を窓の方向に向けて寝ていたので、

起き上がれば自然と窓が正面に来るのですが、

やはり体は石のように動きません。

だんだん冷静になってきた私は「今起き

上がって窓を見たら終わりだ!寝ろ!!」と

自身に訴えかけます。

何時間そうしていたかは分かりませんが、

気づけば朝日が差し起床時刻を迎えました。

朝だと気づいた私は飛び起き、母に昨夜の

ことを伝えました。

しかし母は「・・・まぁ、この年頃には

よくあることやし忘れ」と言うだけで信じてくれませんでした。

あれ以来、霊体験はしていませんが個人的には

洒落にならないくらい怖い出来事でした。


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