【超怖い話 実話 じわじわ来る怖い話】横暴なジャイアン的上級生の圧政 短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話 じわじわ来る怖い話】横暴なジャイアン的上級生の圧政 短編

20年近く前の話になります。

当時、私は小学4年生でした。

近所にすり鉢状の滑り台がある公園があり、

それはとても変っているので小学生には大人気で、

IMG_1519.jpg


学校終わってすぐ行かないと、取り合いや順番待ち、

横暴なジャイアン的上級生の圧政など、

面倒なことが増えます。

なのでその日も学校が終わったら、

親友のT君とその公園で会う約束をして、

走って帰りました。 家に帰るとランドセルを放り投げ、

自転車に乗り猛烈に漕ぎました。

最初は何も考えてなかったのですが、

何か変だと思い停まったのです。

すると、さっき渡ったはずの信号が、

遠くの方にみえました。

というより、今自分が停まってる所はさっき

通った所なんです。

どこから同じ道だったのかわかりません。

ただ、その公園へは毎日のように行ってたので、

道を間違えるはずもなく、景色も覚えています。

なのに、

『はい、今からさっき通ったとこ』

という瞬間がわかりませんでした。

いつのまにか同じ道だったのです。

そして、おかしいのが、全く人気がないのです。

何の変哲もない住宅街ですが、いつもなら立ち話する主婦、

道路で遊ぶ子供、大きい道に抜ける車、

なにかしら人の動きがある道です。

それが全くない。

家の中は見えませんが、

家自体に人の気配がないのは、

子供ながらに感じました。

騒音も全くありませんでした。

とにかく、数百メートル先の信号まで行くことにしました。

でも、漕いでも漕いでも何故か近づけないのです。

はっきりとは見えませんが、

信号がだいぶ先に固定されていて、

信号のちょっと手前の風景だけが流れている感覚。

どんだけ漕いでも着かないので遂に疲れ果て、

漕ぐのを止めました。

そしてだんだん心細くなって、泣き出したのです。

わんわん泣いていると先の角から、

年の頃は40ぐらいのおっちゃんが歩いてきたのです。

今思うと、携帯電話で話しながら歩いてきました。

(当時は携帯電話はなく、トランシーバーだと思った)

そして泣いてる私を見つけると、

「いた、いたわ」

と言い近づいてきて、

「よしよし、怖かったな、お家に帰ろうな」

と言い、頭をなでられた瞬間、後ろから車が。

いつの間にか騒音もいつも通り。

なんかよくわからん内に、

何もかも元に戻ってました。


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