【じわじわ来る怖い話】煙草に火を着けようとすると、ライターが……無い。 短編 - 超怖い話 実話

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【じわじわ来る怖い話】煙草に火を着けようとすると、ライターが……無い。 短編

今の今起こった出来事。

俺は仕事柄、いつも夕飯が遅い。

うちの近所に中華屋があるんだが、

こんな時間まで開いてるのはそこくらいしか無くて、

IMG_0218.jpg


、結構重宝してる。

週3~4回のペースで、もう2年くらい通ってるが、

こんな事は初めてだった。

いつものように俺が中華屋に入ると、

普段ガラガラな店のカウンターに物が置いてある。

一つは椅子の上にハンドバッグ。

もう一つはテーブルの上に携帯。

誰か席とって、トイレでも行ってんのかな。

繁盛してないこの店で珍しいこった。

くらいに考えて煙草に火を着けていると、

ガラガラと店の戸が開いて若い女が入ってきた。

チラと見ると、少し恥ずかしそうな顔で

ハンドバッグを取り、出ていく。

あぁ、忘れ物か、なるほど。

なんて考えてると、また戸がガラガラ。

今度は若い男だ。

「はは、ちょっと忘れ物を…」

なんて言いながら携帯を取って出ていく。

「2連続なんて珍しい事もあるんだね」

と店主に話しかけてみたら、

「さっきも携帯忘れてった人が居ましてね、

預かってるんですよ」

との事。

そうこうしてるうちに飯も出てきて、

食べていると、戸がガラガラ。

今度は初老の男が入ってきた。

今回は普通の客だった。

俺がマッタリ食べていると、男の方が先に

食べ終わり、会計を済ませて出ていった。

俺もそろそろ行くかと、会計をして店を出ると、

さっきの男が足早に店に戻ってくる。

まさかね…なんて思いながら煙草に火を

着けようとすると、ライターが……無い。

男はカバン、俺はライターを持って、

照れながら店を出る羽目になった。

今日あの店には、

忘れ物の神様でも来てたのかね。


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