【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】私はスナックでバイトしていた。 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】私はスナックでバイトしていた。 短編

10年くらい前の話。

私はスナックでバイトしていた。

スナックには雇われママとそのご主人がいて、

私ともう一人、5歳年上のお姐さんとで回していた。

IMG_1658.jpg


みんな仲が良くて、

私とお姐さんの送り迎えはご主人がしていた。

ある時、このご主人から携帯で、

『ちょっと早いけど迎えに行っていいか』

と聞かれて、

「はい、お待ちしてます」

で、スナックに着くと、ご主人が、

「夕べ鍵しめて帰ったんだけど、

今日来てみたら、椅子もテーブルも

無茶苦茶なんだ。

鍵を持ってるのは俺だけだしなぁ」

店内は無茶苦茶だった。

二人でそれを片付けて、

「今までも、たまにこんな事があったんだよなぁ」

「ママさんは知ってるんですか」

「うん、知ってる。一人でここに来ないようにしてる。

繊細な人だから」

「お祓いとかしたらどうですか」

「客商売だしあまりしたくないな」

そんな事を話して、淡々と仕事をした。

後日、酔っ払ったママさんから、

「あんた、テーブルや椅子が動くって

聞いて辞めないよね」

「別に私に被害がないので」

「私は怖いよ。本当に怖い。

今すぐ何もかも放り出したいけど・・・」

この話をした10日後、ママとご主人は夜逃げした。

お姐さんとちょっと途方にくれたけど、

私は別のバイトに受かり、

お姐さんは実家に帰った。

あの椅子やテーブルが動く現象が

なんなのかわからないけど、

ママたちの夜逃げ後、あの店に

入る店子は半年くらい単位で変わっている。


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