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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】札幌で築50数年のオンボロアパート 短編

これは私(♂)が予備校生の頃、今から25年ほど

前の実体験です。当時、札幌で築50数年の

オンボロアパート(風呂なし、トイレ・玄関共有)で

一人暮らしをしていた。

IMG_1599.jpg


(家賃は25,000円弱、水道光熱費込み)

現在は取り壊され、

小洒落たマンションに建て替えられている。

私は高校生の頃から、

月に何回か金縛りに遭っていたが、

ここで一人暮らしを始めてからはほぼ毎日遭った。

だが、あの時のそれは、ひと味もふた味も違った。

その日の私は、いつものように晩飯に

生協の半額弁当を食べ、

午前0時ごろ床に就いた。

すると金縛り前の変な感覚、違和感。

これから来るなぁ~という確信に近い予感がした。

私はいつも寝る時は(CDプレーヤーで)

音楽を低音量でかけているのだが

突然、音が歪んだ。

何というかDJがレコードをスクラッチしたような音。

音がぐぃ~ん、ぐぃ~~~んと不規則に延びる感じ。

これはマズイ!いつもと違う!!

と恐怖したが、まったく体が動かない。

しかし目は動いたので、あたりをゆっくり見回すと、

黒煙というか靄が立ち込めてる。

うわぁ~、早く消えてくれ~、

消えてくれ~とひたすら念じたが効果なし。

この時、初めて冷や汗というものをかいた。

ここからが本当の恐怖。

部屋の中はベッドの左側に窓、

右側が生活スペースとなっていたが

今度は空間までもが歪みだした。

語彙が乏しいので上手く表現できませんが、

左側が窓ではなく、右側が生活

スペースではなくなっていた。

(グニャグニャと動いていて

識別できないし、激しく目も回る)

体が宙に浮き、方向感覚をまるっきり失った状態。

どれほどこんな状況が続いたのか

はわからないが、気が付いたら朝。

リピート再生していたCDが、

何事もなかったかのように低音量でかかっていた。

季節は冬だったにも関わらず、

敷布団がびしょ濡れ、マットにまで滲みていた。

そしてテーブルの上に目をやると、

真っ二つに折れたCDプレーヤーのリモコンが横たわっていた。

私は几帳面な性格なので、

テーブルの上にリモコンを置くことはない。

かならず、リモコン専用ラックに納める。

まして身長175センチ体重52キロの非力な私に、

そのような芸当ができるはずもない。

あの日、あの時、私の部屋で何が起こっていたのか?

リモコンを破壊したのは何モノなのか?

落ちのない話で申し訳ない。


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