【ほんのりと怖い話】入学祝いで祖母からアンティークドールを貰った 長編 - 超怖い話 実話

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【ほんのりと怖い話】入学祝いで祖母からアンティークドールを貰った 長編

中学の入学時、入学祝いで祖母からアンティークドールを

貰ったんだ。古いドールだったけど、

しっかり手入れされていて汚いという印象は受けなかった。

それどころか、銀色の髪と白を基調としたゴシックドレスが

IMG_1290.jpg


特徴的なとても美人なドール。

「この子は○○(俺)の事がとても気に

入ったみたいだから、大事にしなさい」

と祖母に言われたのと、

とても高価そうなドールだったこと、

なにより俺自身が何故かそのドールを

非常に気に入った事もあって、

俺はそのドールの事をとても大切に扱ったんだ

それから1年ぐらいたったある日、変な夢を見た。

夢の中で例のドールを

そのまま15~18歳ぐらいにしたような

見た目の少女が出てきて、

俺に1回お辞儀をして去っていった。

俺は悲しくて何度も行かないでと叫ぶんだけど、

その子はそのまま行ってしまう。

その子の姿が見えなくなった時、目が覚めた。

時刻は朝の5時半ぐらい。

不安になってドールを飾っている

棚の方を見たけれど、

ドールに特に変わった所は無かった。

ただ、やっぱり夢の事が気になったので、

二度寝はせずにいつも以上に丁寧にドールの手入れをして、

箱に入れてから学校に出かけた。

その日一日普通に学校で過ごした帰り道、

歩いているといきなり何かに背中を押されて、

前につんのめって転んでしまったんだ。

その直後に、さっきまで自分がいたところに

木が倒れてきた。

前日に雨がかなり降っていたので、

地面が柔くなっていたんだと思う。

危なかった~、と思いながらもそのまま帰宅。

手を洗ってから箱の中のドールを

取り出そうとしたんだけど、

中のドールをみて固まってしまった。

壊れてた、それもかなり酷く。

訳がわかんなくて、

母親が帰ってきたらとりあえず母親に相談した。

母親から祖母に話が行って、

祖母の知人の修復が出来る人に見て貰ったんだけど、

損傷が激しいのと古いドール故に、

修復は無理だと言われた。

悲しくて泣く俺に祖母は

「この子は○○の事が大好きだったからね、

○○を守れてきっと安心しているよ」

と言って慰めてくれ、

その後に祖母の薦めで土日の休みに

人形供養寺にドールを持っていく事にした。

そのとき住職も祖母と同じようなことを言っていた。

そして人形供養寺にドールを

持っていって供養してもらった日の夜、

また例の女の子の夢を見たんだ。

彼女は悲しむ俺を抱きしめて、何かを渡してきた。

ソレがなんだったのかはわからない、

渡された直後に目が覚めてしまったから。

ただ何となく、彼女は俺の守護霊になって

今も俺の事を守ってくれてるのかな、と思う。


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