【ほんのりと怖い話】やたら幽霊を寄せ付けやすい体質 短編 - 超怖い話 実話

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【ほんのりと怖い話】やたら幽霊を寄せ付けやすい体質 短編

俺はやたら幽霊を寄せ付けやすい体質らしく、

昔からよく友人たちに

「俺の回りで幽霊を見た」

との報告を受けていた。

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一例を挙げると、

凄く胴の長いガリガリで全裸の男の子が、

後ろから俺の顔を覗きこんでいた、

俺の足元でナタをもった小人が三匹ぐらい、

変な踊りを踊っていた、

俺の家に遊びに来たら綺麗な

お姉さんが出迎えてくれたが、

目の前でいきなり消えた、

俺の持っているビニール袋が生首に見えた。

などといったものがあり、

俺の回りがぷち心霊スポットみたいになっていた。

ただ俺自身は0感で幽霊を見ることが出来ず、

自分でした心霊体験はほとんどない。

自分でした心霊体験は3つだけ。

そのうち2つは、

小学校でキャンプした日の朝、

目が覚めたら服が血塗れになっていたが、

顔を洗ったら無くなっていた、

髪の毛を乾かすために鏡を見たら、

自分の姿が写っておらず後ろに沢山の人の顔があった。

といった程度のモノで、余り面白味が

無いから割愛するとして、

これから話す最後の1つは、

怖くは無いけど少し興味深い

体験だったので投下します。

中学二年の夏休みのある日、

友人の家で遊んだ後の帰り道、

ウチで飼っている猫が山の中から降りて来たので、

何をやっていたのか気になり話しかけてみた。

その子曰く、山の中の神社が中々に

昼寝するの良いスポットで、

ソコで昼寝をしていたとのこと。

そんな所に神社なんかあったかなと

思い気になったので、

とりあえず行ってみる事に。

少し登った所ですぐに開けた場所に出た。

周囲を見渡して見ると中々に立派な神社があり、

20歳ぐらい外見の巫女さんが境内の掃除をしていた。

その巫女さんは俺の存在に気付くと近くに来て、

「珍しいお客さんですね」

と呟いたあと、

「お茶でも飲んでいきませんか」

と俺を社務所に案内してくれた。

社務所の中には恰幅のいいオジサンが一人おり、

やたらとフレンドリーな感じで話しかけてきた。

巫女さんがお茶を淹れる為に奥に入った後、

オジサンに促されて椅子に座ると、

オジサンは向かいの椅子に座り

色々世間話を振ってきた。

暫くすると巫女さんがお茶を

持ってきて俺とオジサンの前に置き、

自分は境内の掃除があるからと外に行ってしまった。

巫女さんの持ってきてくれたお茶を一口飲んだところで

(因みにメチャクチャ美味かった)、

オジサンが急に真面目なトーンで

「キミ、幽霊がやたらと寄ってくるだろ?」

と言ってきた。

いきなりオジサンの雰囲気が変わった

事に驚きはしたものの、

悪いひとには見えなかったので、

自分自身は幽霊が見えないことを含め話をしてみた。

一通り話をすると、

オジサンは少し間を置いてからこんな話をしてくれた。

人間は産まれた時から、

その人固有の色のようなモノを持っている。

この色のようなモノは生きている間見えない、

霊視が出来る人間でもコレは同じ。

ただ、霊や神様と言った

『この世のモノではないモノ』にはコレがハッキリ見えており、

好みも存在する。

自分の持つ色と波長が合う霊は見えることがあり、

霊視が出来る人間は色が安定していない人間で、

無意識のうちに波長を合わせる事が出来るから

霊視が出来る。

色が安定しておらず波長を合わせる

事も出来ない人間も珍しくなく、

そういった人間は俺みたいに霊を

引き寄せるが霊視は出来ない、

といった状態になる。

因みに、俺の色は白と黒の間を

行ったり来たりしているらしく、

悪霊に好かれやすいが神様にも

好かれやすいから安心しろとの事。

そんな感じの話を聞いていたら、

日が傾いて来たので家に帰るように言われた。

帰る途中に最初に巫女さんがいたところを通ったが、

巫女さんの姿は見当たらなかった。

それから一週間ぐらいあとに例の神社を

探してみたけれど、

何故か見つけることが出来なかった。

あの神社はなんだったんだろうね。


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