【意味が分かると怖い話】意味不明な事を言い続けた 短編 - 超怖い話 実話

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【意味が分かると怖い話】意味不明な事を言い続けた 短編

高一の夏、Aという転校生がやって来た。

彼は変わっていた。自己紹介の時に自分の事は

一切話さず、クラスメートの顔を見ながら

「家……公園……車……病院……エレベーター……」

IMG_1723.jpg


などと意味不明な事を言い続けた。

当然、教室の空気は最悪…そこで

ムードメーカーのK美が手鏡を持ちながら

「あたしと付き合ってみない?

アンタの運命を変えて差し上げてよ?」

教室はドッと笑いに包まれた。しかし、Aは

「僕ですら変えられない運命をお前ごときが…」

せっかくの良い雰囲気をつまらない皮肉でねじ伏せた。

Aはふと窓の方に目を向けた。

すると急に様子がおかしくなり震えだした。

「む、向こうの人達は?一体…」

「B棟のこと?あそこいるのは

全員二年だけど、それがどうしたの?」

「飛行機………

飛行機……飛行機…飛行機飛行

機飛行機飛行機飛行機飛行機…

ヴああああああああああ

ああああああああああああ!!!!!!!」

Aの急変にみんな戸惑った。

K美は持っていた手鏡をAに投げつけて

「いい加減にしてよ!あんたマジなんなのよ!」

それでもAは、ただうずくまり

震え続けていた。そして一言

「学校…」

一週間後、Aは学校の踊場から足を

滑らせて死んでしまった。





【解説】





転校生のAはその人物がどこで死ぬのかが分かる。

『飛行機……飛行機…飛行機飛行

機飛行機飛行機飛行機飛行機…』

とのことなので、

二年生は修学旅行の飛行機が墜落し、

みんな死んでしまうのだろう。

そして、AはK美が投げた手鏡で

自分の顔を見て、自分の死に場所が

『学校』であるとわかってしまった。

Aは鏡を見たことがないのだろうか…

と思ってしまったが、

相手を見るだけで死ぬ場所がわかってしまうのであれば、

自分のことが見える鏡なんて見たくないと思ってしまう。

だから自分を見ることは避け続けていたのだろう。


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