【本当にあった怖い話】その中のひとつに、ヤバイのがあった。長編 - 超怖い話 実話

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【本当にあった怖い話】その中のひとつに、ヤバイのがあった。長編

自分がまだ、高校生の頃の話だが、

親父の転勤の都合で、

引越しをしなきゃならなくなった。

まぁ、俗に転勤族なんて呼ばれるくらい、

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転勤の多かった家庭なので、

家を変えるのには慣れていた。

親父の転勤先は、幸いにも通っていた

高校と同じ市内だったので、

自分にとっては学校が近くなって

嬉しい限りだった。

(それまで、電車で片道1時間半はかかってた)

そんなわけで、新しい家を探しに、

色々と物件を見回るんだけど、

その中のひとつに、ヤバイのがあった。

外見は普通のアパートなんだが、

見せてもらう部屋に入った時に、

なんか奇妙な感覚を覚えた。

なんつーか、説明するのが

難しいのだが、なんかヘンな感覚。

んで、オカンは大家に案内されて、

リビングに向かったのだが、

自分は、入り口から正面に

見える和室が妙に気になった。

入ってみると、ものすごい湿気、

なにかジメジメしていて、

部屋も薄暗く不気味な感じがした。

丁度梅雨の時期でもあったので、

それのせいかなぁ?とは、

思っていたんだけど、

その日も含めて、前日なんかも

雨は降ってなかったし、

晴天と言える天気だった。

しかも、行ったのは真昼間の

明るい時間帯なのに、

そこの部屋だけ妙に薄暗い。

まぁ、電気もないし、

あまり日の当たる場所でもなかったから、

こんなもんかなと思い部屋の中を見渡した。

すると、押入れがあるのだが、

なぜか閉まっている。

「何で閉まってるんだろう?

普通、開けとかないのかな。」

と思った自分は、その押入れを

開けてみたのだが、

その瞬間、ものすごいカビの

臭い、とにかくカビ臭い。

「うわっ・・・・なんだこれ?」

と思って、たまらなくなって、

その和室から飛び出した。

体に異変が出始めたのは、

その後だった。

その後も、その時のカビ臭さが

妙に鼻や喉にまとわりついて離れず、

だんだんと、気分が悪くなってきて、

家に帰る頃には、ついに吐いてしまった。

それで、頭もぼーっとしてきたので、

熱でもあるのではないか?と心配されて、

体温を測ってみたところ、

なんと、40度以上の高熱が出ていた。

こりゃイカンと、さっそく

病院につれていってもらったのだが、

たいした事は解らず、

薬だけもらって帰ってきた。

もう、フラフラで動けない状態なので、

布団に寝かせてもらい、

薬を飲んで、

その日はとっとと寝ることにした。

ところが、翌日になっても、

一向に熱が下がる事は無く、

自分の意識もだんだんと薄れてきた。

ここからは、治ってから聞いた話だから、

その時に洒落にならんわ、と思ったんだけど、

その後、別の病院に行っても、原因は解らず、

とにかく病状だけが悪化していった。

もう気持ち悪くて飯も食えない、

その前に意識がほとんど無い状態にまで陥って、

両親も、このままではヤバイと思っているときに、

知り合いの霊感のある人から、

「Sちゃん(自分ね)

大丈夫?なんか感じたから・・・」

といった、電話が来たそうだ。

んで、相談して見てもらったら、

どうやら女の人を連れてきてしまったらしく、

その人が、自分を連れて行こうとしていたらしい。

その人は、忙しいので、

こっちに来る事は出来なかったのだが、

とりあえず、

「うちでは、どうすることもできない」

ということを伝えた方がいいと、言われたそうな。

それで、その夜、オカンが寝室で寝ていると、

なにやら部屋の中に気配を感じて、

ふっ、と目が覚めたらしい。

それで部屋の中を見回すと、

白い着物を着た女の人が、

部屋の隅っこに立ってたんだって。

オカンは、この人か、と思い、

「すみません、うちでは何もして

あげられません。

どうぞお帰りください」

ということを言ったらしい、

すると、女の人は、

すーっと消えるようにいなくなり、

オカンも眠くなって、

そのまま寝てしまったとの事。

翌日、いままでの症状が嘘のように、

自分は元気になって、

なにもなかったかのように、

体も動くし意識もはっきりしていた。

自分でも、不思議だったのが、

特に気に止めもしなかった。

その後に、実は・・・といった感じで、

その女の人の話を聞いたのだが、

その時は、まぢでゾーッっとした・・・

詳しく聞くと、やはりあのカビ

臭い部屋がいけなかったらしい、

自殺かなにか分からないけど、

確実に死人が出ていると言われた。

あまり幽霊なんかは、信じないのだけど、

この時ばかりは、恐怖したね。


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