【怖い話 実話 洒落怖にならない怖い話】幽霊が出ると有名な廃墟の元病院跡に行きました。長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 洒落怖にならない怖い話】幽霊が出ると有名な廃墟の元病院跡に行きました。長編

2年ほど前、私は友人3人と4人で

幽霊が出ると有名な廃墟の元病院跡に行きました。

ここはさすがに一歩踏み込んだ時点で

「おかしいな」

IMG_1304.jpg

と思うほど、冷気に満ちていて

夏だというのに私は肌寒くなってきました。

で、暫く階段も上り進んでいくと

病室が並ぶ病棟に出ました。

その階のナースステーションを見た友達のAが

「誰かがいた」

と言いました。

これが始まりだったのです。

私達は怖くなったのですが、

やはり肝試しできた事もあり、

怖いからと帰る気にもなれず、

その階を手分けして

散策しようという事になったのです。

私はAと共に

ナースステーションを中心に

探索しようと詰め所に入り、

色々探っていました。

するとAが私の肩を叩き、

血の気のない顔で震えながら

「Bが奥の病室に入っていく時、

その後ろに付いていく影が見えた」

と言うのです。

で、言い終わった後私に

「肩ぶつけたの?」

と聞いてくるのです。

私は不審に思いながらも右肩を見てみると

何か泥水を付けられたような痕が

白いTシャツにべったり付いているのです。

私はお気に入りのTシャツだった事もあり、Aに

「ちょっとさっきアンタが叩いた時にこうなったんでしょ!」

と少し強い口調で言いました。

するとAは何言ってんの?という感じの顔で

「肩なんて叩いてないけど?」

と言うのです。

私は怖くなって、

「こんな時にからかわないで!」

と怒ると、Aは

「何時の話してんの?本当に触ってないよ」

と真剣な顔で返してきました。

さすがに私は本気で怖くなってきて、

とりあえずBとCを呼んで、

もう帰ろうと言いました。

が、AはBとCが入って行った部屋に

近付くのも怖いみたいで、

ナースステーションから呼ぶ事にしました。

しかし何度呼んでも返事がありません。

私もAから影が付いていったと聞いた後なので、

さすがに呼びに行けません。

何より右肩が妙に重く痛かったのです。

その時、Aが

「携帯で呼ぼうか?」

とBに電話しました。

すると何と着信音が

反対側の通路の方から聞こえてきたのです。

それだけでも不意打ちでビックリしたのに、

電話に出たのは明らかに男性だったらしいのです。

Aが焦ってBに替わってと何度も言っていました。

諦めたのか電話を切ったAは私に

「ねぇ私達だけでも逃げた方が良いかも…」

と言いました。

その時電話に出たのが男性だった事を聞きました。

もう私達は怖くなって、

急いで階段に向かって全速力で下りていきました。

病院から抜け出すと車まで全速力で走って車に乗り込むと、

少し余裕が出来てきて、私は

「電話してみようか?」

と今度はCに電話しました。

するとCは速攻出て

「ちょっとBが急にいなくなったんだけど?

2人と一緒にいるわけ?うちだけ1人?勘弁してよ~」

と意外に呑気で少し安心しました。

で、とりあえずCには急いで出てくるように伝え、

改めてBに電話しましたが繋がりません。

私達は車を病院のフェンス越しまで近づけてCを待っていると、

暫くしてCがふらつきながら出てきました。

「どの部屋にもBがいないって!

電話も繋がんないし、ちょっとヤバくね?

どうする?」

とCが車に近づきながら大きめの声で話してきました。

とりあえずCを車に乗せて事情を聞きました。

Cが言うには奥の病室に2人で入ろうとした時、

BがCの背中を何度も突くので、

Cが振り向くとそこにはBは既にいなくて、

Cは怖くなって私やAの所に行ったのだろうと

その時は思っていたようです。

そして、私からの電話の後は

Cは1人でひたすらBを探し回っていたらしいのですが、

その時、トイレから男性の話し声が聞こえてきたらしく、

強者のCは個室を片っ端から開いて

中を確認していったらしいんだけど、

結局誰もいなく、Bの名前を叫んでも返事はなく、

とりあえず出てきたらしいんです。

暫く、そこに車を止めて、3人で話し合ってると

Bが泣きながら大急ぎで車まで突っ走ってきました。

私達は安心してBを迎え入れようと

ドアを開けても入ってこずに

Bは泣きながら激怒しているのです。

「ちょっとどういうつもりよ!皆でシカトして!

何度呼んだと思ってんのよ!

しかも3人だけで帰るつもりだったんでしょ!」

と叫んで、そのまま倒れました。

私達は怖くなって

急いで救急に電話して救急車を呼びました。

彼女はそのまま搬送された病院で亡くなりました。

脳梗塞でした。

まだ26歳だったのに、

しかも倒れてすぐに搬送されたのに手遅。

その時、救急隊員に私は

「肩どうしたの?」

と聞かれ、思い出し、

右肩を見てみると何と泥だと思っていたのは

どす黒くなった血のようなものでした。

そして後で気付いたのですが、

Cの背中にも私と同じように

ドス黒くなった血のような小さな手形が

無数に付いていました。

それから翌年、Cが急性白血病で亡くなり、

その半年後にAが交通事故で亡くなり、

生き残っているのは私1人です。

その私も5月に脳梗塞で倒れ右半身麻痺になり、

今もリハビリ入院中です。

しかし今は安心しています。

入院する前は家にいると恐怖に震えていましたが、

入院していると何故か不思議に怖くないのです。

病院は何かに守られているのでしょうか?

とても不思議です。

自宅にいる時によく見た悪夢も見ないで

済んでいます。

鏡に映る影に悩まれせる事もなくなって、

このまま入院てのもいいかな、とかまで思っています。

亡くなった3人には悪いけど、

私は生き残れそうです。



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