【洒落怖にならない怖い話】福井県のとある民家に、一人の男が現れた。短編 - 超怖い話 実話

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【洒落怖にならない怖い話】福井県のとある民家に、一人の男が現れた。短編

昭和10年代のことである。

ある夜の10時頃、

福井県のとある民家に、一人の男が現れた。

来客かと思い家の主人が玄関に行くと、

IMG_2071.jpg


頭から赤い毛布を被り、本家の提灯をもった男がいた。

暗いのもあって、顔は見えない。

男は言った。

「本家で急病人が出ました。急いで来て下さい」

驚いた主人はすぐに男と出て行った。

2時間程のち、

残された妻が二人の子供を寝かせていると、

再び戸を叩く音がする。

出ると、先ほどの男であった。

「病人は明日の朝までもちそうもありませぬ。

旦那様が奥さんをお呼びです」

妻は、これは大変、

と子供を隣家に預け、男と共に出て行った。

さて再び2時間程のち、

今度は隣家の戸を叩く音がする。

その家の妻が出てみると、

やはり赤い毛布を被った男がいた。

男は言った。

「ふたりが子供を読んできて

欲しいと言っていますので、

子供を出して下さい」

しかし隣家の妻は答えた。

「もう夜更けです。二人ともよく

寝てますし明日でもいいじゃありませんか」

男は、親が呼んでいるから、と頼んだが、

結局断られ、去っていった。

翌日、近くの橋のたもとで、

斧で惨殺された夫妻が発見された。

男の行方は、今も知れない。


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