超怖い話 実話 短編
両親がまだ小さい頃、当たり屋がいたそうです。
この間、業社の人が車に乗っていて信号待ちをしていると、突然止まっているくるまに自分から当たって
「 おい!! なにしてくれるんだ!!」
と、おじさんが因縁を付けてきたと話していたので、まだその阿漕な商売はあるのかもしれませんが・・・
母親の親戚が遊びに来た時に当たり屋の話になって、そのおじさんが小さかった頃に自転車に乗っていると
自動車にぶつかってしまい転んでしまったそうです。
自転車から降りて泣いていると、知らないおじさんがやってきて。
「 おい! 俺の息子に何するんだ!!?」
と、出てきた。
おじさんとは全く面識のない人で、どうやら当たり屋らしかったらしくお金を要求していた。
運転手はその場で逃げてしまいましたが、そのおじさんは転んで泣いている子供時代のおじさんに
「 だいじょぶだったか〜? おじさんも良く車に当たってな〜」
「 ほら 触ってみろ・・・」
『 おじさんはな〜 心臓もないんだよ〜』と、言っていたそうです。
この間、業社の人が逢った当たり屋のおじさんかもしれないし、この世の人ではないのかもしれないです。
超怖い話 ランキング ★★★☆☆
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