【怖い話 実話 戦慄の恐怖体験談】帰省のため、福岡行きの新幹線に乗っていた。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 戦慄の恐怖体験談】帰省のため、福岡行きの新幹線に乗っていた。短編

5年程前、帰省のため、福岡行きの新幹線に乗っていた。

その客車は、かなり空いていた。

新横浜で、一人のおばさんが乗り込み、通路向こうの席に

座った。

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おばさんは、隣の女性にしきりに何か、訴えはじめた。

様子が明らかに変だ。

おばさんは、寝巻きのまま飛出して来たような服装で

ピンクの汚れたスリッパを履いている。

話のほうも支離滅裂で、なんとか聞き取れたのは、

「京都のお寺に、逃げ込む」「夜、眠れない」

「眠ると、真っ赤な小人が大勢やってきて、

家をガタガタ揺らすのだ」ということ。

話すうちに、恐怖がよみがえり、半狂乱になっていく。

私と、隣の女性がなんとか落ち着かせた。

安心したのか、おばさんは眠気を訴え始めた

京都に着いたら起こしてくれ、と何度も懇願しながら

おばさんは、眠りに着いた。

しばらくして、おばさんが、うなされ始めた。うわ言を

繰り返す。

「こわい やめて かんべんして ゆらさないで…」

その頃には、恐怖は完全に、我々にも感染していた。

凍りついた我々を乗せて新幹線は、

西へと、疾走していく…。


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