【戦慄の恐怖体験談】乗車中にウォークマンを聴いていると 短編 - 超怖い話 実話

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【戦慄の恐怖体験談】乗車中にウォークマンを聴いていると 短編

会社帰りのバスでの出来事。

私は乗車中にウォークマンを聴いていると

そのまま寝てしまい、

降車するバス停を

IMG_1996.jpg


乗り過ごしてしまうことがたまにある。

その日も起きているつもりが、いつの間にか

寝てしまった。しかし唐突に、まるで

人に起こされるかのようにガバッっととび起きた。

金縛り状態から無理矢理脱出す

るようなあの感じ。瞬間我に返り、あ!

また乗り過ごしたか?って思ったら、幸い

まだ降りるバス停の2つ手前だった。

次のバス停では、けっこう人が降りていく。

俺はその背中をボンヤリ眺めながら、

ああ次降りなきゃって眠いのを我慢していた。

バスが走り出した途端、真後ろの席で女性

(声の様子で)が喋りだした。

「・・で・・・おねがい・・ね・・でね・・・ね・・

おねがいしますね・・ね・」

携帯か・・って思った。私は携帯のお喋りが

きこえるのが余り好きではない。

ただ俺の住んでいるところは東京の田舎だから、

バス停からさらに遠い人は、降り

るバス停が近づくと携帯で家に迎えの

要請をすることが多い。

次が降りるバス停だから、私は降車ブザーが

鳴るのを待った。いつも降車ブザーを

自分で押さないタチなのだ。でも誰も

降りないらしく、いっこうにブザーが鳴らな

い。後ろの女性は相変わらず喋っている。

声のトーンはますます下がり何を言って

いるかはわからない。俺は少しだけムッとしていた。

仕方がないので自分で降車ブザーを押そうと

手を伸ばしたその瞬間、ハッキリと

「お前にだよ」と言って声が止んだ・・・・。

ん?と思って振返ると、乗客は私だけだった。


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