【心霊・怪談】皆で集まることが 減ってきた矢先の出来事だった。短編 - 超怖い話 実話

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【心霊・怪談】皆で集まることが 減ってきた矢先の出来事だった。短編

去年高校時代の友人Aが突然の病で他界した。

社会人になり、皆で集まることが

減ってきた矢先の出来事だった。

葬式では同じクラスだった奴等の半分ぐらいが集まり

IMG_1870.jpg


葬式後にAを偲んで皆で飲むことになった。

口々にAとの思い出や人柄を語り合い、寂しい酒を

味わいながら時間を過ごした。

二時間ぐらい話し、夜も更けてきたので

一旦解散し、男連中で二次会に行くことにした。

生前明るかったAのことだから、

辛気くさいだけじゃあいつも浮かばれないだろ、

パーッと行くか、と。

それで二次会の飲み屋に歩いて行く途中、

Aと仲のよかったBがコソコソと俺に話しかけてきた。

「なぁ、皆に言おうかどうか迷ってることがあるんだけど・・・」

うつむき、消え入りそうな怯えた声色だった。

「あいつが倒れるちょっと前にさ、

こんなメールがきたんだ・・・」

そう言って携帯をいじり、俺に手渡した。

正確な文章は覚えてないが、5回ぐらいの

やり取りで、内容こんなだった。

『最近誰かに付きまとわれてる気がする。

妙に視線や気配を感じる。外だけじゃなく、

家の中でも』

『ストーカーじゃねーよ。もっとこう、

おぞましい感じの』

『幽霊とは違うんだよな。殺意を持った

人間の視線みたいな』

『恨まれる覚えは無いよ。でもおととい知らない

リーマンに声かけられた、Aさんですよねって。

思わず会社関係の知り合いかなって思って、

二三言話して別れてから、おかしいんだ』

『顔なんて覚えてねーよ。普通のリーマンだ。

確かに目が笑ってなかった気がするけど、

仕事上の付き合いの人はあんな目ばっかだからなぁ』

なんだこれってB聞いたら、このメールを

やり取りした三日後にAが倒れた、と。

「思うんだよ、Aは死神に会ったんじゃないかって・・・」

Bは暗い真顔でボソッと呟いた。

俺は馬鹿馬鹿しい、死神なんていやしねーよと

言ってBの背中を叩き、ふと視線をずらすと

、横を会社帰りみたいなリーマンが手帳を

見ながら通り抜けて言った。

「なぁ・・・見たか?今のリーマン、葬式にも居た。

さっきの飲み屋にも。きっとAの見たリーマンは

あいつだよ。死神だ、俺はそう思う・・・」

俺は一気に酔いが醒め、全身に鳥肌が立った。

すれ違いざまにこう言ってたからだ。

「次は○○さんだな」

個人的に本当に洒落にならない出来事だった。

今では偶然だろうって思ってるが。

本当に死神なんているんかな?


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