【怖い話 実話 一番怖い話】近所では急に消えたと言われてた。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 一番怖い話】近所では急に消えたと言われてた。短編

うちの町内にある木造

2階建アパートはK荘といい、

既に数年前から無人で今では

入口も厳重に封鎖されている

IMG_1577.jpg


このK荘に最後まで住んでいたのは弟の中学時代の

同級生だったNという一家だった。

この一家はひどく貧乏で出ていくあてがないため

立ち退きを促されても住み続けていたのだか、

ある時期から姿が見えなくなった

N一家がいつ出ていったのかは誰も知らないし

近所では急に消えたと言われてた。

もともとN一家は近所付き合いがほとんど無く、

特に父親は数々の奇行で有名でこの一家が

いなくなっても誰も気にかけはしなかった。

以来K荘の入口には鍵がかけられ、不動産屋の

紙が貼られているのみだった。

ところが無人になったはずのK荘から夜になると

人の声がするという噂が広まった。

浮浪者でも住みつくいたかと心配した町会が

管理の不動産屋に調査してもらったが、不動産屋の

調べでは『全て異常なく、全室の施錠を確認』と

報告してきた。(当時うちにも報告が回覧板で来ていた)

しかしK荘から叫び声や笑い者がするという

噂は絶えなかった・・・。

ある日、俺がこのK荘に向かって「おーい!」と

叫んでみた、すると突然中から「ウワーッハッハッハ~」と

周囲に響き渡るような哄笑が返って来た。

・・・男の声だ、明らかに中に誰かいる!?

翌日弟と一緒にまたK荘に、弟が同級生だったN家の

長男の名前を喚んだらまたしても「ワーッハッハッハ~」

狂ったような男の笑い声が・・・。

さすがに怖くなったが、声は二度とも一階の奥の

方から聞こえたように感じた。

弟が言うには一階の奥の部屋こそN一家が

かつて住んでた部屋だという。

閉鎖されてるK荘にN一家がまだ住んでいる

はずがないが、一体だれの声なのか?

その半年ほど後、K荘を管理している不動産屋の

社員がK荘の中で自殺するという・・・異様な事件が発生した。

俺と弟はこの件を直接は知らないのだけど、結局

この件は単なる自殺として片付けられ、警察も

数日で来なくなったそうだ。

そのあとK荘の前にはバリケードのような物が

作られて全く侵入不能になった。

しかし、確かに聞いた笑い声・・・事件にもなぜか

沈黙した町会・・・異常な厳重封鎖。

不動産屋は詮索されたくない何かを町会に

因果を含めて隠蔽したのではなかいか?

俺と弟はあの笑い声の主をK荘のヌシと呼んで

いるのだが、アレが今でもK荘にいるとしたら、

N一家との関係はともかく、それは人じゃないもの

なのかも知れない。

マジでいっぺん警察に調査してほしいと思う。


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