【一番怖い話】車で山梨県の心霊スポット巡りをした帰り、短編 - 超怖い話 実話

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【一番怖い話】車で山梨県の心霊スポット巡りをした帰り、短編

心霊スポット巡りした帰りに実際に体験した話。

友人と、車で山梨県の心霊スポット巡りをした帰り、

夜も遅くなったので、少し食事をして帰ろう、

ということになった。

IMG_1655.jpg


しかし丁度良い店が見付からない。

仕方ないので、近くにあったカラオケボックスに

入って食事を取ることにした。

カラオケボックスというのは、案外、食事のメニューが

充実している。

歌いながら酒も頼み、食事を取るとすぐに体が温まる。

途中で友人は、トイレに行くと言って席を外した。

その間自分は、一人で歌うのもなんだし、体が温まって

開放感もあったために、ポラロイドカメラで撮影した写真を

1枚1枚、何かそれらしきモノは写ってないか

調べてみることにした。

しばらくすると、友人もトイレから戻って来たようだったので、

写真を凝視しながら「どう?何か写ってる?」と見せると、

「んー」と首を捻りながら、覗き込んで来た。

「やっぱり霊なんてモノはいねぇか・・・」

「なんか写ってたり怖い体験を出来たら、面白かったの

になあ・・・」と呟くと、いきなり「バタン!」と、怒って

カラオケボックスの部屋の扉を閉める音。

自分は友人に何か気に障ることでもしちゃったのかな?

と不安に思いながらも、「ガラスが割れるだろ!

もっと静かに閉めろ!」と注意すると、・・・

そこに友人の姿はない。

TVモニターから、新曲のCMやらPRやらだけが

聞こえる部屋の中、自分ひとりだけである。

「あ・・・あれ?」

その時は、怖いというより呆気にとられた感じがした。

・・・まあ酒も入っていることだし、少し疲れてるんだろ・・・、

と気に留めず、何か歌って気を紛らわすか・・・と、

カラオケのリモコンを操作しようとすると、

「今探してるからちょっと待ってよ」と、友人の声。

驚いて振り向くと、きょとんとした顔で曲録をめくりながら、

既にトイレから戻り、椅子に腰掛けている友人の姿が・・・。

「うぅ!!!!!!!」

まさに顔面蒼白となりながら、酔いもすっかり醒めて

凍りついたように見つめたので、友人もただならぬ

状況を察したのか、シーンとなってしまった。

「おいおい、こんな所で驚かすのはやめろよー」

「いやいや、マジ!マジで、本当にお前が戻って来て、

一緒に写真を見たんだって!」

「写真なんてまだ見てないぞーちょっと見せろよ」

友人が、場を持ち直すように明るく振舞い始めた。

しかし本当に疲れてしまったんだろうな・・・

という気持ちも半分で、少し緊張も解れた感じで

写真を見せると「んー・・・何も写ってないな、本当に、

モヤとかオーブとかぐらい写ってないかなあ」と友人は、

1枚1枚めくりながらブツブツ言った。

「あなたが望むものは、何ですか?」

ふと、TVモニターの、新曲のPRやらCMやらを

紹介する番組の、司会者みたいな人が番組の

流れでそう言ったかと思うと、モニターから何も

聞こえなくなってしまったので、自分と友人は、

無意識のうちに二人一斉に画面を見た。

画面は電源が切れたように真っ暗になって何も

映っていなかったが、反射して映る景色に

うっすらと人のような姿が一瞬見えた・・・。

心の準備などできていなかったので一気に

店の外まで逃げてしまいました。

店員さんに呼び止められて事情を説明すると

怪訝な顔をしていたのでそう言う噂などは

今までないんだと思った。

部屋から荷物を持って、

会計を済ませて店を出ました・・・。

モニターがCM中に偶然「あなたが望むものは、

何ですか?」と流れたかもしれないけど、とにかく

怖かったので・・・あのカラオケボックスには

行かないです。


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