【不気味な話】錯乱時に見た幻覚、ってことで処理された。短編 - 超怖い話 実話

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【不気味な話】錯乱時に見た幻覚、ってことで処理された。短編

事故物件っていうのか、友人の親が

不動産屋

やってたんだが、過去自殺や不審死数件

あって「出る」って話の部屋借りてみた。

IMG_1710.jpg


家賃が格安っていうか、実質ほぼ無料。

(共益費と水道代のみ)

最初は友人が住んでたんだがやっぱり

出るといい、俺が引き継いだ。

しばらく住んでから出ようと思ったわけだ。

住んだ初日から頭痛、吐気、悪寒でそれが

良くなった頃は鬱になってた。

部屋にいると前の住人らしき男が生活しているのを感じた。

自分の部屋なんだが、そこに前の生活が

重なってるみたいに見えた。

ベッドに寝ながらその男の生活を眺めていたりした。

完全に狂ってた。

リビングには10センチくらいしか開かない

回転式の窓があったんだが、なぜかそのストッパーを

工具で外して全開にしてみたりしてた。

そのころは幻聴もひどかった。

主に生活音の幻聴。

部屋にラジオないのに、ずっとラジオの音とか。

で、ある日のこと。

この部屋は9階なんだが、俺はその窓から

身を乗り出してたんだ。

腰のところからぐっと乗り出して外を

見下ろしたら下に人間がいた。(いまここから

落ちたら確実にあの人とぶつかるな)

そんなこと考えてたらいつの間にか自分は

窓から飛び降りていた。

下の男が顔を上げて俺たちは眼が合った。

あの顔は忘れられない。

気がついたら病院だった。

俺は5階の自分の部屋から落ちて下に止めて

あった軽自動車に落下。

骨盤と足首、肘を骨折。

人にぶつかったと訴えたが、俺が目が合ったと

思った下にいた男は存在せず、

錯乱時に見た幻覚、ってことで処理された。

前の住人だった友人も駆けつけてくれた。

日に日に俺の言動がおかしくなっていくので心配してたとのこと。

精神的に逝ってた俺は、何故か

9階に住んでいると思い込んでいた。

実際は5階だった。

5階の部屋で不審死自殺は一件もない。

ただし垂直上の9階の部屋の話は本当。

ただもうずっと空き室。

タダ同然で部屋を貸してくれたのは・・・

その部屋が友人の持ち物(分譲リース)で、

その友人は俺に下心(ホモ)をもっていたからだと。

「霊が出る」と嘘ついたのは、怖がらせて

泊まりに行くための口実狙いだった。

あと多少の悪ノリだったと。

部屋を出た理由は単純に、

恋人(これも男)と暮らすからだった。

それで一番寒気がしたことは、俺と友人の前、

5階の俺の部屋に住んでた男は、マンションの下にいて、

9階から飛び降りた奴の巻き添えで大怪我をしたということ。

・・・本当に怪我で済んだのか?

・・・実はあの時死んでいたのではないか?

まぁ聞いても真実は答えてはくれないだろうし、

それから友人とも疎遠になった。

俺が狂ったのか、あそこに何かあったのかわからない。

今は、幻聴とか全くない。


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