【怖い話 実話 不気味な話】俺にはほんのちょっぴりだけど霊感があるんだ。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 不気味な話】俺にはほんのちょっぴりだけど霊感があるんだ。短編

実体験。俺にはほんのちょっぴりだけど霊感があるんだ。

あるといっても見るのはたまにだし、

普段は「ああなんか居る・・・

気がする」ってレベル。

IMG_1867.jpg


10代のころは心霊スポットにもよく通う健全なオカルトライフを

過ごしたりしたが、ネットや地元で有名なスポットなんてのは

言い換えればただのデートスポットやドライブコースみたいな

もんで、実際にやばいって思ったところは数えるほどしかない。

で、ある日一人で山に行ったわけだ。

水子の霊を祀る霊山として有名なところ。

午前1時くらいかな。

車で本堂?までのショートカットがあったんだが、

俺は山のふもとから門をくぐってわざわざくそ長い

石段を登ってった。

その門は来門って言われてて、くぐることはすなわち

「来ましたよお前ら」ていう挨拶になるらしい。

外灯もない真っ暗な石段は、登ってると足を掴まれる

だの突き落とされるだのとスタート地点からいろいろいわくの

ある場所。

懐中電灯で足元を照らしながら登り始めて少しの間は

何か起きないかわくわくしてたけど、さすがに10分くらい

過ぎてくるともう心霊現象関係なしに帰りたくなる。

あまり運動してなかったのですごい息が切れた。

ようやく登り終えると、すぐ左手にショートカットで来た

人用の駐車場、その向かいに本堂が見えてきた。

更に奥からは地蔵の森。

駐車場を囲って更に向こう側まで地蔵、地蔵、地蔵。

恐山とかにある石を積み上げた山みたいなものも

ひとつだけあった。

近くの看板を見ると「生まれて来れなかった子供のために・・・」

書いてあった。

で、ぐるりと一周してると途中で向かい合った

地蔵にはさまれた道があった。

どこに通じてるかはわからなかったけど、

とにかくそこだけやばいなっていうのがわかった。

しばらく見てたけど当然だが何もいない。

意を決してというほどじゃないが、何かあるだろうなと

覚悟してその向かい合う地蔵の道に入ってみたんだ。

そしたら足元から『カラカラカラカラ』ってすごい勢いで

乾いた音が聞こえてきて、ぎょっとして足元を照らして

見ると、紙でできた風車がかなりの回転数で回ってる。

もちろん風なんか吹いてない。

物理的に何かが干渉してきたのは始めてだったから

正直びびった。

妙に左右に並んでる地蔵が気になって、ふと顔を

上げると入る前はまっすぐ前の地蔵を見ていた

はずのそれが全部こっち見てる。

地蔵そのものの向きがかわったとかじゃないんだけど、

「目があった」っていうのがわかった。それも全部から。

怖がれば怖がるほど泥沼にハマるのはわかってたから、

俺も強気に霊山凄いなんてことを考えてそのまま

帰ろうとしたんだ。

そしたら右足が動かない・・・。

ひざが笑って力が入らないとかじゃなくて、

ひざから下がまるで石になったようにものすごく重い。

左足は普通に動くもんだから、右足を引きずって

気合でその道から出たんだ。

左足がようやくその敷地?の外に着いたとき、

なんでこんなに重いのかそこで疑問を抱いて

右足を見てみた。

そしたら目と鼻の位置がの赤ん坊が俺の足に

しがみついてた・・・。

その目も異常に大きくて、もう何年も前に

テレビで見たグレイって宇宙人みたいなの。

わかりやすく言えばアニメの萌え系の美少女の

顔のパーツ配置とサイズがそのまま現実に

なって鼻が額のほうにきたような顔だった。

腕は赤ん坊にしてはやたら大きくて長い。

小学生くらいはあってふつうに俺の脚を抱きしめてる。

でも下半身はほぼ未発達なのかすごく小さい。

上半身だけで俺にしがみついて下半身と足は

ただくっついてるだけって感じ。

それがずっと俺の顔を凝視してる。

まばたきどころかまぶたすらあるのかわからないくらい・・・。

目玉もぎょろぎょろしてた。

心臓が張り裂けそうなくらいドキっとして、勢いに

まかせてそこから出たら右足は軽くなって、

さっきまでの赤ん坊はくっついてない。

このあと心配になってそこの住職に相談したり

近くの寺で御祓いしてもらいに行けばもうちょっと

書き込むネタにもなったんだろうけど、

残念ながらそんなことはしなかった。

その後右足に何か支障をきたしたこともなく、

その後その赤ん坊をみたこともない。

ただ、それまで顔面ぐちゃぐちゃの人とか首から

上がない人とか、ある程度「生きてた」って

わかるのしか見たことがなかった俺には体の

バランスが崩れたモノっていうのは

洒落にならんくらい怖かったのは事実。


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