【超怖い話 実話】幼稚園から高校、そして就職した会社が一緒だった。短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話】幼稚園から高校、そして就職した会社が一緒だった。短編

私の友人の話。友人と私は特に仲が良いって訳でもなく、

幼稚園から高校、そして就職した会社が一緒だった。

友人は私と違って快活で、正義感が強くていつも

彼の周りには人が集まってきます。

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そんな彼は、就職した会社でも、同期の私を含めて他の

同僚とは一線を画す程の存在で先輩や上司からはすぐに

戦力としていろんな仕事を任されたりしました。

彼が弱点を持っているとしたら、強いていうなら彼が

ベジタリアンであること。

今のように、多様なライフスタイルを尊重するという

時代ではありませんでした。

会社の飲み会や取引先との食事では、それが

少しハンデになるかと思いましたが、彼は持ち前の

人当たりの良さで、その場その場を切り

抜けているようでした。

しかし、社内の飲み会のとき、一人の先輩が

悪ふざけをしました。

友人が席を離れた隙を狙って彼が食べている

生春巻きにゴーヤチャンプルの細切りの肉を仕込みました。

私や他の同僚は止めるよう言いましたが、先輩は

「俺が肉の美味しさを教えてやる」、

と言ってきかなかった。

私たちも、まあ口に入れて気づいたら吐き出すかな、

くらいに思ってました。

トイレから帰ってきた友人が席についた。

もともとテーブル上の皿のうち、食べられる物が

限られているので、彼はすぐに例の生春巻きを

口に入れました。

しばらく噛んだ後違和感を覚えたのか、食い口を

注意深くのぞき、細い肉が垂れているのをまじまじと

目を見開いて確認しました。

「な、どうだうまいだろう?あんまり好き

嫌いしていると幸せを知らずに生きていくんだぞ。

俺が、

食わしてやったんだから、もうかっこつけて

ベジタリアンとか、やめろや」と、先輩が言った。

友人は、目を見開いたまま先輩に顔を向けた。

そして、静かに口の中のものを皿に出し、「おまえが?」

と声にならないような声で先輩に訊いた。

私でさえ見たことのない形相に周りの空気が凍り付く。

友人は、一転してうろたえる先輩の顔面を殴った。

そして掴み掛かる。

私たちが慌てて止めに入るも完全に

気が振れていて、力が尋常でない。

友人は、鼻が折れて血だらけになっている

先輩に「なんでこんなことをおおおお!」とずっと胸ぐ

らをつかんで揺さぶっていました。

そしてその手がやがて先輩の首を絞める方向に

力をこめ出したところで、やっと引き離すことが出来た。

後日、友人は退職届けを出した。

私や現場に居合わせていた同僚で上司に説明し、

彼が会社に残れるような措置がとれないか掛け

合ったが、友人自身の意思が固く結局彼は

会社をさりました。

例の先輩は怪我が治る間、療養という名の

謹慎処分を受けて、その後何事もないような顔をして復帰。

友人に対する恨み言を私に言ってくるようなことが

ありましたから、反省はしていない様子。

数ヶ月後、あの事件を皆が忘れかけていた頃、

先輩の死体が会社近くのゴミ置き場に捨ててありま

した。

顔は原形をなくし、口には大量の生ゴミが

詰め込まれていたという。


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