【怖い話 じわじわ来る怖い話】思い違いかもしれないけど、謎だった体験。短編 - 超怖い話 実話

ピックアップ!

【怖い話 じわじわ来る怖い話】思い違いかもしれないけど、謎だった体験。短編

小学生のときに見たんで、

思い違いかもしれないけど、謎だった体験。

家族と出かけた帰り、確か夜の

9時ごろだったと思うけど、

IMG_1967.jpg


駅のホームで電車を待っていた。

ホームには他にもパラパラ人がいて、
少し離れたところに、子供みたいに背が低くて、
でも顔は明らかに爺さんの人がしゃがみこんでいた。 その人がなんか気になってチラチラ見ていたら、
急に手を前に伸ばして、クイックイッと紐をたぐり寄せるような動作をした。

それを何度か繰り返しているので、
不思議に思って見えない紐?の先のほうを見てみたら、
線路を越えた向こう側のホームに、女の人が立っていて、
爺さんがクイックイッをやるたびに体が揺れているようで、
じりじりと前に進んでいる。

そのとき、その女の人がいる側のホームに電車が入ってきた。

爺さんは大きく紐を引き、女の人がまるで釣られるように、
スタタタッとホームの際に向かって歩き出した。

自分はびっくりして悲鳴を挙げた。

周りの人が驚いて一斉にこっちを見た。

次に向こう側のホームでたくさんの悲鳴があがって、
電車が急停車した。

父親が野次馬をして見に行った報告によると、

「女の人が電車に接触して怪我をした。
ひどい血が流れていたけど、意識はあるようなので、
多分命に別状はないんじゃないか」

とのことだった。

「飛び込み自殺をしようとして、すんでのところで思いとどまったのだろうね」

と・・・。

気付いたときには、爺さんの姿はなかった。

他の家族は、爺さんのことは見ていないらしい。

姉も

「そんな爺さんがいたら、アタシだって気になったはず。
でも、いなかったよそんな人」

と言っていたので、もしかしたら、見間違いなのかもしれない。

でもあれ以後、電車に乗るたびに、ホームで爺さんの姿を探してしまう。

反対側ホームの真正面に、爺さんがいたらどうしようとか思ってしまう。


関連記事

スポンサードリンク

タグキーワード
コメント
非公開コメント

トラックバック
Copyright © 超怖い話 実話 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます