【怖い話 ほんのりと怖い話】事故物件の流れでちょっと昔の話 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 ほんのりと怖い話】事故物件の流れでちょっと昔の話 長編

事故物件の流れでちょっと昔の話

ある家で家人が自殺。

ただ、まだ買って数年でローンも満載のため、

家を売ってからしか引っ越せない状態だったので、

IMG_1396.jpg


『居住中』のまま中古物件として販売した。

うち専任ではなかったんだけど、
新しい・立地が良いこともあって問い合わせが多く、
何度も人を案内したけど、なかなか仮審査すら申請がない。

家もリフォームしてきれいにしてるし、
自殺後に家人が住んでいる、というのはプラスポイントだし、
(家人がいない自殺説明だと、一家心中等を想像する人が多いため)
決まらないのはおかしいなあ、と思っていた。

ただ、案内した時に、
二階の和室(自殺があった部屋)に案内すると、
日当たりの良い和室のはずなのに、
何故か皆口をそろえて

「この部屋は暗い」

とか

「かび臭い」

と言うので、
案外みんな何か感じ取るもんなのか?
とちょっと不思議な気持ちになっていた。
(ちなみに俺は前々わからなかった)

ある日、何軒か一緒に中古住宅見て回ってるお客さんから突然、

「あの、一番最初に見に行った家ありますよね。
築浅の・・。あそこ、お払いとかしないんですか?」

と聞かれたので、

「多分お祓いなんかはしてるんじゃないですかね(適当)」

と答えたら、

「でも、二階の和室の入ってすぐのところに、
50代くらいの男性がずっとぶら下がってるってことは、
お祓いとかしてない証拠じゃないですかねぇ?」

と言われてびっくりした。

言われてみると、その人、その和室に案内した時、
中に入るのを固辞したのを思い出した。

俺、普通にそこ何度も通ってましたやん!!と思ってかなり焦った。

会社に帰ってそれを先輩に伝えたら、

「ああ。そういうのは『買いに来た人』にしか見えないらしいから、問題ない」

といわれた。

『買いに来た人しか見えない霊』というのは、
不思議なことに不動産関係では結構よく聞く話なんだよな。


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