【怖い話 意味が分かると怖い話】おさげの少女の人形がやってきて 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 意味が分かると怖い話】おさげの少女の人形がやってきて 短編

都市伝説みたいなものだが・・

ある日特定の

人物の部屋に

おさげの少女の人形がやってきて

IMG_0747.jpg


「誰かを殺してあげる」



というそうだ・・。



それが私の部屋に来たときには



正直驚くというよりも何かの救いかもと思った。



私をいじめる同年代の子がいる、



ところがこの子は容姿で皆に優しくされる。



兄もこの子に優しい・・・・兄妹の絆なんて無い。



救いは無い。



「私を殺して欲しい・・・。」



私は泣いて懇願したが・・・



「自殺は出来ないよ」



そんな・・・私は人形の前で自分の喉を掻き切った・・・。



目が覚めるとベッドの上だった。



兄が泣いている。



かろうじて助かったそうだ、



後数ミリでカッターが頚動脈に達していたら・・・。



「人形は?」



「そんなもの無かったぜ」



夢だったんだろうか?



伝説には続きがあって誰かが望まない限り人形は消えないはずなのだが。



退院後初めて知った。



私をいじめていたあの子が誰かに殺されたことを。



そしてあの子に優しかった人々が次々と殺されていることを・・・。



でも兄は今も私の面倒を見ているのに・・・。誰が・・・。





【解説】





『兄妹の絆なんて無い』

と語り手は言っているが、これは、

”兄がいじめていたあの子に優しくしていた”ため。



唐突に

『人形は?』

『そんなもの無かったぜ?』

というやりとりをしているが、

『人形は?』と漠然と言われても、

「妹に好きな人形なんてあったっけ?持ってきていないなぁ…」

などとそういう反応をするはずである。



人形のことを知らなければ

”何の話をしているのかがわからない”



しかし、

『そんなもの無かったぜ?』

と、きちんと受け答えができているため、

兄は人形を知っているのだろう。



『誰かが望まない限り人形は消えないはず』

『私をいじめていたあの子が誰かに殺されたことを。

そしてあの子に優しかった人々が次々と殺されていることを・・・。』

『兄は今も私の面倒を見ている』



語り手は

『私を殺して欲しい・・・』

と言った理由を全て人形に話している。



そして、兄はその理由を人形から聞き、

人形に『いじめていたあの子とその周り』を殺すように願ったのだろう。



兄がいじめた相手に優しくしていたのは

”妹をいじめていたという事実を知らなかった”ため。



おそらくいじめていたあの子は兄から見たら

優しく妹と良い友達に見えていたのだろうが、

今回のことで殺意に芽生え人形にお願いした。



兄が人形に関して

『そんなもの無かったぜ?』

と言っているのは、兄が事情を知り、

兄が人形に願ったからと知ったら、

妹が責任を感じて自殺してしまうかもしれないと考えたからだろう。

(いじめていたあの子を殺すよりも自殺を選んだくらいなのだから)



『あの子に優しかった人々が次々と殺されている』

”優しかった人々”まで殺されているのであれば、

兄がそう願ったのだろう。



それほど怒りが強かったのかもしれないが、

もしかしたら優しくしていた兄自身に対しても怒りを感じていたため、

兄自身殺されよう、と思っていたのかもしれない。



『自殺は出来ないよ』

と人形は言っているが、

これが仮に語り手の代わりの願いであったのなら、

兄自身は”自殺”とはならず、

人形に殺されることになるだろう。


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