超怖い話 実話 短編
友人の両親は昔アパートを経営していて、大家さんでした。
そのアパートは昔ながらの木造で、外観もずいぶんと年期が入っている感じでした。
アパートは2階建てで、その2階に、気の弱わそうな人の良いおじさんが住んでいたそうです。
おじさんはきちんと挨拶も出来るが、気が小さくて遠慮がちな大人しい人。
ある日、そのおじさんは自分の部屋のトイレを壊してしまったらしく
階下に水が漏れて、下の部屋に住んでいる気の強いおばさんにすごく怒られたそうです。
それからおじさんは、公園のトイレの公衆トイレで用を足すようになったそうです。
ある日の事、今度はそのおじさんの部屋から、飛び跳ねるような大きな音が
下の階のおばさんの部屋から、何回も何回も聞こえてきたそうです。
『 ドーーーン!!ドーーーン!! 』と上の階から地響きの様に下に聞こえてくる。
気の強いおばさんは激怒して、また2階のおじさんの部屋に文句を言いに行きました。
静かにしろ!!と叫びました。
おじさんの部屋のドアのかすかな隙間から、何か腐ったような臭いがしてきました。
異変に気づいたおばさんは、大家さんの家へ行き、臭いがすると言いにいきました。
大家さんとおばさんが、おじさんの部屋を合い鍵で開けてみると・・・
部屋の中では、おじさんが首を吊って死んでいたそうです。
首つり自殺を図ったおじさんの真下には
” どろどろに腐った状態で
身体の下に腐った肉の水溜 ”が出来ていたそうです。
死後、1週間は経っていたみたいです。
超怖い話 ランキング ★★★★☆
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