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【超怖い話 実話】一昔前の電力会社の下請け企業 短編

一昔前の電力会社の下請け企業では、

路上に横たわるホームレスを

スカウトして、

危険な原発作業に従事させていた。

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原発施設のメンテナンスを担うある下請け企業のスカウトマン達は、高額な報酬と宿の提供を条件に、路上やドヤ街に集まるホームレスを集めていた。
高額報酬に釣られたホームレス達が連れて行かれた先は、S県の原発であった。

原発ではどの様な仕事に従事するかと言うと、配管のネジを締めるだけの極めて単純な作業である。
しかし、1回の作業時間は40秒以内という条件が付いていた。

ネジ締めの時間制限は、放射線量が極めて高い危険区域での作業であるために設けられたものである。
ホームレス達がネジ締めをしていたのは原発の復水器の部分だったと言われている。
タービンを回したあとの蒸気を冷やして再び水に戻す復水器では、冷却用の海水と熱い蒸気が出会うことで激しい振動が起こっている。
この振動によって、配管の継ぎ目のネジが緩んで来て、継ぎ目部分からは高濃度の放射性物質を含んだ汚染水が染み出してくるのである。

社員を危険な目に遭わせないために雇われたのがホームレス達で、『どうせ身寄りも無い無宿者が病死したところで会社に責任は及ばないだろう』という考えである。

ホームレスは3人一組になって、社員が出す「走れ」の合図で配管まで走り、急いでネジ締めを行う。
そして40秒が経つと「戻ってこーい!!」と言う社員の叫び声を聞いて急いで配管から離れる。
この繰り返しである。

作業は十数人で行われ、ローテーションでネジ締めダッシュに行くということだ。
高額報酬の求人に応募したら、派遣先は原発だったという事例が今も報道されているが、この原発の話も単なる噂話とも言い切れない。


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