【超怖い話 実話】そして、「人魂」を見ました。長編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話】そして、「人魂」を見ました。長編

私が経験した不思議な事は、

まず姪っ子(当時生後9ヶ月)が

私を見るたびに泣き出すように

なったことから始まりました。

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それまでは、私とママ(妹)の区別もつかないくらいだったのに、ある日突然私を見ると大泣きすようになりました。

次に、原因不明の胃痛。
今まで経験した事がないくらいの胃痛に突然襲われ、痛み止めの注射・点滴・飲み薬が一切効かず、約2日間のたうち回りました。

レントゲン・エコー・胃カメラ・尿検査・血液検査を行ないましたが、担当医師から伝えられたのは、「原因不明です(苦笑)」とのこと。
3日後には何事もなかったようにピンピンに戻りました。
そして、「人魂」を見ました。

夜1人で散歩するのが大好きで毎日の日課になっていました。
母は心配していましたが、私は田舎だったので不審者の心配なんてこれっぽっちもしていませんでした。
散歩コースの折返し地点に立ち、くるりと後ろを振り返り帰ろうと思った時、オレンジの光が浮いていました。

錯覚かと思いました。
と言うか、錯覚だと思い込みまた逆報告を向いて急ぎ足で帰りました。
そして最後に、自分の去年の誕生日(8月)に車が全焼しました。
原因は、家族の火の不始末。
気付いた時は、後部座席が燃えているだけで「どうにかなるだろう」と父、弟、祖父が必死で消火活動をしてくれましたが、車は燃える物の塊と言うだけあって、あっと言う間の出来事でした。

やっと探し出し、一目ぼれして購入してからまだ1年もたってない車。
ショックで涙が止まらず。
ただ、救いだったのは消火活動にあたってくれた家族や消防隊員の人が怪我1つなかったこと。
そして、ガソリンがちゃんと入っているにも関わらず、ガソリンタンクが爆発せず、被害が私の車1台ですんだ事。

「自分の誕生日に自分の車が燃えるなんて、私ですの身代わりになってくれたに違いない。」

周りの人たちからそう言われ自分でもそう考えれば楽になると思いそう信じていました。

そして車が燃えきった時から、姪っ子が私を見ても泣かなくなりました。
「何か憑いていたのかもね」なんて会話を冗談でしていました。

それからは不思議な出来事も特になく年を越し、車が全焼した話題も出なくなっていた今年の3月。
父の姉であるK伯母から1本の電話がありました。

K伯母は去年の7月に旦那さん(M伯父)を亡くし、今は高校生の息子と社会人の娘、その彼氏の4人で暮らしています。
昼間の仕事をしつつ、夜は旦那さんが残した居酒屋兼バーのお店を経営中。
K伯母とは、M伯父のお葬式以来でした。

電話の内容は、その居酒屋兼バーでの他愛のないお客さんとの会話から始まりました。
以下、K伯母とお客さんの会話です。

K伯母「そう言えばね、うちの姪っ子(私)が去年の自分の誕生日に車が全焼しちゃってね(笑)
なんだったのかしらねーあははは」

お客さん「・・・・・・・・・・・・・。その姪っ子さん、車が全焼する前に人魂見なかった?」

K伯母「!?!?!?!?!なんでわかるの?」(K伯母は、うちの両親からその話しを聞いていたそうです。)

お客さん「あんたの旦那がね、今あんたの隣にいて、俺に教えてくれてるんだよ。」

K伯母「・・・・・・・・。」

お客さん「その子ね、そのままその全焼した車に乗り続けてたら、良くて下半身不随。悪くて、もうこの世にいなくなってたんだってよ。だから、あんたの旦那が人魂になって警告したつもりだったんだけど、逆に怖がらせちゃったみたいだね。」

K伯母「へぇ!!!!?」

お客さん「生前、あんたや親族には迷惑かけちまったって。だから、今からでも俺が守れる事は俺が守っていこうと思うって。今あんたの隣で言ってるんだよ。」

K伯母「涙・涙・涙」

M伯父は、私が子供ながらにも「不器用な人なんだなー」っと感じられるくらい無口な人でした。
でも、その中にある優しさが私は大好きでした。
人の痛みがわかる人でした。
ですが、それまで就いていた仕事を自主退職した頃から鬱病になり、精神が崩壊してしまい、暴力をふるうようになり、自ら命を絶ってしまった人なんです。

なので、私の家族はM伯父を生前から敬遠していました。
もちろんK伯母や子供たちのことを思ってです。
でも、私はいくらM伯父のひどい出来事を聞いても「そんな事する人じゃない。」と信じようとはしませんでした。
それくらい大好きでした。

そして最後に、K伯母が「考えてみれば、たくさんいる従兄弟たちの中で、うちの旦那さんに1番最初に懐いたのはあの子(私)だったもんね。可愛いかったのよ。」と。

良く考えてみれば、姪っ子がM伯父に会ったのは、生後2ヶ月の時に1度だけ。
そりゃ私の後ろに憑いていてくれたM伯父を見て泣きますよね。
そして、私の誕生日はM伯父の四十九日の翌日でした。

天国に旅立つ前に私を守る最後の手段として、あの車を燃やしてくれたんだと思いました。
この話を友達にすると「怖ぃ~!!!」と言われますが、私はこのことがあってとても暖かい気持ちになりました。

身内の話しは怖くないって言うのはこういうことなんですね。
6月の終わりにはM伯父の1周忌。
家が遠いため、なかなかお線香をあげられずにいるので、この日はゆっくりお礼を言いに行きたいと思います。


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コメント
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とても素敵なお話ですね。
心が温かくなりました。

2017-06-20 23:41 from -

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