【怖い話 心霊・怪談】近所に住む「お姉ちゃん」と呼んでいた2歳年上の子 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 心霊・怪談】近所に住む「お姉ちゃん」と呼んでいた2歳年上の子 短編

私がまだ小学校入学前の話です。

近所に住む「お姉ちゃん」と呼んでいた

2歳年上の子といつも遊んでいました。

お姉ちゃんは小学生2年生くらいだったと思います。

IMG_1854.jpg


家の近くには小学校があり、いつもその校庭や砂場で遊んでいたのですが、その日は校舎裏の職員駐車場に向かって歩いていました。

職員駐車場の近くには田んぼがあり、カエルでも捕まえに行こうとしたのかもしれません。
そしてお寺も近く、駐車場からは墓地も少しだけ見えるのです。
私たちは墓地が見えることを気にすることもなく歩いていました。
すると、珍しく着物を着た人がお墓に向かって拝んでいる姿が見えました。
お互いにそんな着物を着た人は見たことが無かったらしく「変わってるね」と話をしていた、その時、その人がくるりとこちらを向いて、そのままこちらに向かって全速力で走って来たのです。

「え!なに!?怖い!!」

異常を感じた私たちは、急いで私の家に向かって走りました。
今来た道をまっすぐ戻れば私の家だったのです。

しかし子供が一生懸命走っても限界があり、しかも、その日に限って普段は食べないお菓子を手に持っていたため途中で転んでしまいました。
お姉ちゃんが起こしてくれ、何とか立ち上がりました。
その時、私は後ろを走っているモノの姿をしっかりと見ました。

それは到底人とは思えないような容貌をしていました。
先ほどまでしっかりとしていた髪は乱れ、顔は般若のようでありながら、黒かったのです。

ただただ、追いつかれてはいけないんだと思い、お菓子の袋はそのままに走りだし、家まで逃げ帰りました。
追いかけてこないか不安でしたが、そのモノは家までは来ませんでした。

数年後、私は小学生になりました。
小学校の廊下から墓地は見えますが、駐車場に回ってまで見ようとは思いませんでした。
そして最近、その小学校駐車場を通らなければならない用事がありました。

幼い頃の記憶が蘇り「怖かったけど、もしかしたら本当はただの人だったんじゃないかな~。子どもをビックリさせようとした大人だったりして」なんて思いながら、その墓地を見ると、私たちがお参りしている人を見たお墓は、ありませんでした。

墓地はそのもっと先の方にしかなかったのです。
私たちが見た場所は墓地として使用しておらず、ただ木が生えているだけでした。

隣のお姉ちゃんはもう10年以上前に引っ越しており、今はもう私の記憶が正しいのか、それを証明することは出来ません。


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