【一番怖い話】球場の横手にある小さな林の中で、短編 - 超怖い話 実話

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【一番怖い話】球場の横手にある小さな林の中で、短編

高校生の時、友達の部屋で飲んだで、街灯もなく人気のない、

暗い市営球場わきの道を通って帰った。

すると、球場の横手にある小さな林の中で、

2~3人の男の声がした。

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深夜の市営球場は、同性愛者の出会いの場とも噂されていました。
何となく噂の真偽を確かめようと思い、暗い中で目を凝らし、林の中を覗いていると、ボオッと、やはり2~3人の人影が見える。

酔いも手伝ったか、少々大胆になり、近道をはずれて木立の方へ近づくと・・・男たちに囲まれるようにして、もう一つの影が、ゆらゆらと揺れているように見える。
それも、空中に浮かんでいるように見える・・・。

男の中の一人が、その空中に浮かんだ人影の足に抱きついて、ぶら下がっているようにも見えた。

木々の間を、そおっと進み、ぼそぼそとした話し声が、聞き取れそうなくらいに近づいた時、枯れた枝を踏みつけてしまった。
バキッという音が思ってもみないほど大きく響いた。

話声がやみ、少し間をおいて、突然、笑う声が・・・それも、へらへらと、鼻で笑うような嫌な感じで。

3人の人影がこちらを向いているのがわかる。
そして、くぐもったような男の声で、「おまえもか」と、一声あった。

何やら、わけもわからず怖くなり、あわてて道へ引き返し、走って家へ帰った。

次の朝、登校すると、学校にもほど近い市営球場わきの木立の中で、首つりがあり、警察官が何人かいたと、クラスのみんなが言う。

どういうことだろうか?

今もって謎だが、何人か男が自殺と見せかけて一人の男を殺したのではないだろうかと。
公衆電話から、匿名で、その夜に見たことを通報したりしたもしたが、特に、リアクションもなかった。
その後、同じ場所で10年で5回ほど首つりがあったが、一昨年、市営球場が取りつぶされ、今は、あの林もない。

僕はとんでもないモノを見てしまったのかもしれない。


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