【怖い話 一番怖い話】自宅から2キロ程度離れたところのお医者 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 一番怖い話】自宅から2キロ程度離れたところのお医者 長編

自宅から2キロ程度離れたところのお医者へ祖母を

迎えに行った時の話。祖母は最近足腰が弱ってきたので、

痛み止めのための注射を掛かり付けの

お医者へ行って打ってもらっている。

IMG_2321.jpg


私はその日祖母を病院へ送ってから買い物へ行った。
10時30分に予約してあって帰りは12時くらいになるかもしれないと言っていたから、十分に余裕を持って買い物ができる。
本屋で雑誌を立ち読みしたり薬局で薬やサプリメントを買って店を出ると11時40分を過ぎていた。
お昼ご飯にたこ焼きでも買っていけばちょうどいい時間に病院に着けそうだ。

私はデパート内のたこ焼き屋で醤油たこ焼きを買い、そのまま祖母の迎えに行った。
病院駐車場に着いたのは12時5分くらいだった。
祖母は院内の玄関口のベンチでいつも座っているのでそこへ行く。

しかし祖母は居なかった。

もしかして時間かかってるのかなと思いながら病院受付で「すみません○○の身内の者なんですが祖母はまだ診察中ですかね?」と聞くと「えっ、○○さんならもうお帰りになりましたよ」と返ってきた。

ぎょっとして聞き返すと11時50分頃に精算して玄関から出たそうだ。
私が祖母を見ていないというと受付の人も驚いてすぐに玄関から外へ見に行った。

祖母は足腰が弱っているから長距離を歩くのはかなりキツいため徒歩で2キロもある道を行くなんてあり得ない。
私はとりあえず自宅で警備員をやってる弟に電話を入れることにした。

4コールの後に出た。
相手は祖母だった。

「はい、○○ですが」

「ばぁちゃん!?」

「おぉ、ユイちゃんか。どうかしたんか?」

どうしたはこっちの台詞だ。

受付の人に自宅に祖母が居た旨を伝えて病院を出る。
その間に祖母は話してくれた。

「ユイちゃんが迎えに来てくれたんやないか。家まで来てばあちゃん降ろしてくれた後は買い物行くから言うて出かけたん違うか?」

いやいやいや、私は当然身に覚えがなかったが、祖母は間違いなく私の運転で自宅に帰ったらしい。
痴呆の気はあまりなかったのにとうとうボケたのかと思ったけど、祖母が嘘を言うようにも思えない。

まさか私のドッペルさんが祖母を迎えに行ったのだろうか。
ともあれ事故とかなくて本当に良かった。

あれ以来もう私のドッペルさんは現れなかったが、今もこの出来事は家族や親族の間で度々話題になっている。


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