[超怖い話 実話] 千羽鶴 長編 - 超怖い話 実話

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[超怖い話 実話] 千羽鶴 長編

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私がまだ小学生に入る前に、風邪から喘息になってしまい入院する事になりました。

小児病棟は4人部屋になっていて、窓際には長期で入院している様な女の子が一人いました。

何の病気かはわかりませんでしたが、千羽鶴やぬいぐるみがたくさんベッドに飾ってありました。

折紙に興味を持った私は、その女の子の千羽鶴がいつも気になっていて

『 い〜な〜 』

と、思っていました。

女の子が検査に行った時、丁度私一人しか病室にはいませんでした。

今のうちに、千羽鶴の一つだけなら、鶴を貰ってもわからないだろうと思い

赤い折紙の鶴を千羽鶴から貰いました。

内緒にしたかったので、枕の下い忍ばせて、お守り代わりにしていました。



IMG_1318.jpg

ある日の明け方近くでした。

病室がいつもと違った様子で、看護婦さんが慌てていて騒がしいのに目が覚めました。

その子が運ばれているのが見えました。

次の日になって、窓際のベッドが空になっていたので、どこかに移されたのだと思ってました。

退院の日になって、赤い鶴をポケットに忍ばせて家に持って帰りました。

その日の夜・・・

寝てると、頭の髪の毛が何かに触れた感じで目が覚めました。

あの女の子でした。

ピンクのパジャマ姿で、顔にくっつきそうな位な所で


『 わたしの つる かえして〜 』



「 怒っている!! 」


子供ながらに、女の子が怒っているのが分かりました。

知らないうちに朝になっていて、窓から光がさしていました。

その朝早くに母親の寝ている所へ行き、鶴をもらってきてしまった事を話しました。

すごく怒られて、すぐに病院に赤い鶴を返しにいきました。

ナースステーションの所で母が事情を話すと、今朝その子が亡くなった事を聞きました。

心の中で、本当にごめんなさいと言って、病院を後にしました。


超怖い話 実話 ランキング ★★★★☆

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2018.06.25|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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