【怖い話 じわ怖】自分が住んでるところは群馬の閑静な住宅街 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 じわ怖】自分が住んでるところは群馬の閑静な住宅街 短編

地方紙に載った話。

自分が住んでるところは群馬の閑静な住宅街だが、

一軒だけ外れの草深いところに

ボロい二階家があった。

IMG_1725.jpg


いわゆるプチゴミ屋敷で、家の前にタンク?とか
モーターみたいな部品が積み上げられてて、
ブルーシートが被せられてたんだが、
夏場に漂う異臭もあいまって、近所でもトラブルになってた。

町内会で嫁が聞いてきた話によると、
住んでるのは50~60のおっさん。

無愛想で、気まぐれに挨拶したり無視したりと、気難しそうな人で、
日中はほとんど家に閉じこもってたみたい。

一度苦情申し立てにいった勇敢なおばちゃんによると、
酔ってるのか、うなずいたり終始無言だったり、
まあよく聞くゴミ屋敷の変人だったそうな。

で、異臭の他に問題なのが、
ブーなのかズーなのか、なんとも言えん音。

自分も近所なので、
買い物帰りに家の前通ったりしたことはあって、
聞いたことはある。

さほど大きい音ではないけど、
何かの低周波みたいな音がずっと流れてた。

これ、近所にしてみたらイライラするだろうなぁ…と思ったんだが、
嫁の話で、実際これがトラブルの元だったと知る。

玄関脇のこじんまりした庭に、
物見やぐらみたいな鉄塔があって、
やや大きめのアンテナ?もあった。

低周波はここから出されてるのか?とも思ったが、
よくわからなかった。

個人宅なのに・・・

無線マニア?とか思ったな。
(無線がどういうのか詳しくないので違うかも・・・)

そんなことが続いていたある年、
とうとうこの音が耐え切れなくなるくらい大きくなったとかで、

ついに市役所が動いて、ゴミを撤去することになった。

それがどういうわけか、夜には警察沙汰に。

ここらあたりまでが新聞に載った。

ここからがやっと本題です。

長々と前置きですまん。


実は自分には、県警に高校時代の友人がいる。

二人とももういい年のおっさんなんで、
そいつもそこそこの役職にいる奴です。

久しぶりに集まって飲んだときに、
ふとそのゴミ屋敷の話が出たんだよ。

これはその友人に聞いた話。

市職員がそのゴミ屋敷に入った際、
中は例に漏れず生活ゴミや汚物もいっぱいだったが、
機械とか器具で埋め尽くされていた。

動いてるのもあれば、
壊れたまま放り出されたものもあった。

中には戦時中のかあつ機?みたいなのまであった。
(メーカーに問い合わせたら、戦時中に生産されていたもので、
当然もう使われていないとのこと。加圧機?)

これは少々信じがたいので、友人に何回も確認したけど、
たしかに戦時、もしくはそれ以前に作られてたものらしい。

あと、壊れてたけど、
かなり初期のPC(80年代初期あたり)もあった。

これで終わればただの奇人変人ですんだのだが、
問題は、そこに住んでたのがおっさん一人じゃなかったってこと。

なんと、恐らく計6人。

他2名がその家に住んでたそうな。

他2名はなんとなくお分かりかと思うが、死体でした…orz

死後10年以上たって白骨ミイラ化したのが2体、
2階部屋の隅に寝かせられてたそうで、
これで通報されますた。

おっさんを除く後の5名は、親族なのか息子なのか、みんな男性。

全員いわゆるアウアウアーな人たち。

うち何人か見た目がよく似てるので、
苦情おばちゃんも全く気づいてなかったみたいだな。

当のおっさんはというと、
通報するしないで押し問答のうちに姿をくらまして、
どこにいったのか分からなくなってる。

これは、さっきまで話してたおっさんだと思ってたら、
いつのまにか別のアウアウアーさんになってたからだそうで、
その場の誰も気づかなかったらしい。

恐らく6人というのは、それが確認できないため。

当時警察では、機械の設置具合から、
おっさんには専門的知識があった。

あとの5人には到底できないものだと見てたらしいけど、
そのおっさんがこの家で何をやっていたのか、
どういう身の上で、どこからきてどこへいったのか、全く見当もつかず。

結局、ゴミ屋敷で死体遺棄、
例の5人は施設に保護という形で終わらせたそうです。

10年くらい前の話。

ちなみに老朽化してぼろぼろだけど、
その鉄塔はまだ近所に立ってる。

低周波はもう聞こえてません。


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