【怖い話 洒落怖】コンタクトをとっている霊能者 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 洒落怖】コンタクトをとっている霊能者 長編

よく、TV番組で霊と

コンタクトをとっている霊能者がいるけど

オイラはあれを見て

すごく不思議に思っていたんだ・・。

IMG_1325.jpg


だってオイラが出会うシュチエ-ションでは
オイラはいつもただの傍観者でさ、
話しかけられたりとか
追いかけられたりなんて事も一度もなかったし・・

まるで流れる雲を見たり、
突然現れる虹を見るように
それはただの「現象」でしかなくて、
何かをアプロ-チされたり
コンタクトがとれるなんて事はなかったんだよね・・

でも・・その晩は違っていたんだ。

竿を持って座っていたらいきなりステ-ジが変わった、
それもまるで周囲からの刺激に
身体が反応するなんてレベルじゃあなくて
オイラの身体そのものが一本の神経になったように・・・

全身の毛の一本々々が立つのが解った。

「ウッワァ~、やっべ-!!」

と思いながら、
直ぐに竿をたたんでしまおうと思って
視線を動かしたその瞬間、
オイラから10m程離れた湖面に
スッと動く姿が眼に入ったんだ。

日本髪ではなかったけど
時代を感じさせるような着物姿の女性・・

オイラに見えるのは横からの姿で、
女性は真っ直ぐ前を向いて
水の上を滑るように進んでいた。

その姿のあまりにも生々しい存在感に
オイラの思考回路がパニクッた・・

「ん、ん~!」

っとつい、あげそうになった悲鳴を押し殺したつもりが
それは唸るような声になって出てしまった。

その時ありえない事がおこったんだ、
オイラのその声が聞かれてしまった。

一度オイラの前を通り過ぎたソイツが・・・

 立ち止まってクルッと振り返ったんだ。

「ア~!!!!!!」

今度は本格的な悲鳴になった、
全身の筋肉がいや全身が固まって
一つの個体になってしまう程身体が固まった。

だけど本当の恐怖はその直後だったんだ・・

オイラがあげた悲鳴と同時に、
その着物姿のヤツが10数m離れた
湖面から一瞬にしてオイラの目の前に移動して来たんだ・・

鼻の頭同士がぶつかるような距離までせまって、
宙に浮かぶような状態で
オイラをジ~ッと見下ろされる・その恐怖。

「アワワワ・・・・ワワ・・」

オイラは顎がガクガク鳴って腰が抜けて・・
その場にヘタリこんじまった。

そうしたら・・・

今度はその

「アワワワ・・・」

というオイラの出した声に合わせたように
ソイツはスウ-ッと、オイラから離れて行ったんだ。

と同時に、場のステ-ジもスウ-ッ・・と軽くなった。

この時の経験で得た事なんっすが・・

霊気を感じた瞬間はとにかく、息を止める事っすね。

ほんでそこからゆっくり少しずつ息を吐いていくと、
その場の空気が軽くなって行きますよ。

実際に見えているものがあれば
ソヤツもス-ッと消えていく時もありやす。

逆に

「ヒエッ!」

なんて悲鳴をあげながら
息を吸い込んじゃうとお持ち帰りになっちゃったりします。

どうも人によってその瞬間に息を吸い込む人と、
吐き出す人がいるようですがその違いは大きいでっせぇ。


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