【怖い話 洒落怖】九段下のホテルに泊まったときの話 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 洒落怖】九段下のホテルに泊まったときの話 短編

九段下のホテルに泊まったときの話です。

電気を消してベッドに入りました。

すると、ドアが開く音がしました。

カツン、カツン、と誰かが入ってきます。

IMG_1731.jpg


ここですでにおかしなことが三つ。


一つ、オートロックのはずなのに、なぜ入れるのか?

一つ、絨毯の上を歩いているのに、なぜカツンカツンと足音がするのか?

一つ、なぜ自分は起き上がれないのか?


ちなみにベッドに入って30秒ほどです。

まどろんですらいませんでした。

瞼だけは開きます。

暗闇にうっすらと姿形が見えてきました。

「!」

その人影は、軍服を着ています。

どうやら旧日本軍の軍人のようです。

将校クラスのように見えました。

私を見おろしながら、何か言っています。

しかし、私には何も聞こえません。

表情から、怒っているようでした。

だんだんと口調は激しくなり、怒鳴っているようでした。

相変わらず私の耳には何も届きませんが、
すさまじい怒気だけは伝わってきます。

軍人はやれやれというような表情をすると、
おもむろにピストルを取り出しました。

銃口を私の頭に向けて、今度は穏やかな表情で話しています。

私は目で命乞いをするので精一杯です。

彼は、フッ、と笑うと、
私に向けて、バン!と発砲しました。

翌朝、いつもどおりに目が覚めました。

けれど、もうそのホテルを利用することは一生ないでしょう。


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